「慢性腎不全」っていったいなんなのでしょう?
文字通り慢性的に腎機能が落ちてしまっている状態の事。
一般的に言われるこの状態は、
腎臓内のろ過装置でもあるネフロン(糸球体)が、
加齢、もしくは他なる理由から数が減ることで、
ネフロンに負荷が増え
その負荷が徐々に本来余裕ある筈の数を減らす原因となり、
結果、完全に機能しなくなり死に至ります。
腎臓は不可逆臓器ですので、
一度失ったネフロンは補修されることはありません。
この過程が慢性腎不全な訳ですが、
慢性腎不全期は、上記のように徐々に負荷が増えていきますので、
一般的に余命1年…などと言われます。
(あくまで一般的、対処療法によりそのコにより異なる)
診断されて2年以上頑張っているコも居ます!
進行は比較的穏やかであり、末期に近付くにつれ急速に進行します。
急速に進行するイメージは簡単。
50個で負荷10を支えるより1個で負荷10を支えたら?
※負荷とは=生きる為の老廃物の処理
そして…生きるという事は常に老廃物が発生する訳ですから
機能が失われれば失われるだけ必ず破綻(死)に繋がる…という事です。
じゃあ何故、想定より早く しおりの急変は起きたのか。
これはあくまで推測でしかない訳ですが、
ネフロンを減らすに至る原因が、一般的な不具合ではなく…
腎臓の構造的な問題が生じて起きた慢性腎不全だとするならば、
適切な対処療法を継続していても…
進行は足早になる可能性は否定できない…という説明でした。
* 尿蛋白が確認できる腎不全は進行が早い *
あくまで推測の域…なのは、
大掛かりな検査や、解剖等をしていないので
不具合の起きた原因は知る術がない。
…ということなのだそう。
動物の医療は、検査だけでも麻酔が必要になったり、
人間の検査以上に負担も多く、難しい点は多いですね。
…こればかりは仕方のないことなのだと思います。
そう分かってはいても…
あまりに足早で…感情が付いて行かず、
( ↑ 2018年11月 )
ぽつん…と、気持ちが取り残されてしまっています。
よろしければ、ぽちっと…お願いします^^
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