共に暮らすお家の犬や猫の…
1日の水分摂取量を答えられますか?
把握できていますか???
その昔…カイヌシは、きちんと答えられませんでした。
犬(猫)達が自主的に摂る水分量で、
十分に足りていると思いますか…?
その昔…カイヌシは足りていると思っていました。
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先日の健康診断で、将来の腎臓病リスクを告げられた、
せがるーん と しおり。
犬生ギリギリまで良好な状態を保てるように、
今、日常生活…色々な見直しを行っています。
その中の1つが、水分摂取量の見直しです
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大抵、腎臓病(予備軍でも)を患うと、
「水分を十分に摂らせましょう」…と、
獣医師の指示がはいります。
水分を摂る量によっては尿比重が下がり、薄い尿傾向になりますが、
これは水分をきちんと摂れている…という事で、
摂れていないよりは、腎臓にはいい…という解釈の基で、
これまで褒められこそすれ、指摘を受けたことはありませんでした。
※水分摂取量が少ないと腎臓には負担がかかります。
その個体の必要水分摂取量も踏まえて、
大体この位まで…と、教えてくださる先生もいますし、
ネットでも、必要水分摂取量の算出方法が解ったりします。
(ただし、算出の数式が紹介するサイトによっては多少異なるのでバラつきがあります。)
そのコの状況にもよりますので、基本は先生の指示に従うことが大切です。
そんな事を念頭に置きながら…尿比重のお話です。
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今回、尿比重を見ていただいて、
しおり と せがるんの水分摂取量の見直しを行いました。
尿比重が低め(薄い)傾向なので、水分をもう少し調整をしてみましょう、と。
薄い尿の場合、水分を十分摂れている…という観点から見れば、
悪い事※…と捉える必要はないそうですが、
薄い尿によって、長い目で見たとき小さな弊害もいくつかあるようです。
※稀に尿を濃縮出来ない病の場合もあるそうです。
まずはかかりつけ医の指示に従ってくださいね!
小さな弊害は以下3つ。
1. 腎臓はその機能から、尿となるべき水分を2度濾しをし、
必要なものと不必要なものを、
排出に回したり再度取り入れたりの調整をしています。
その際、濃い尿と薄い尿を作り出すことで、その濃度差で、
上手に分別作業を行っているのだとか。
…と知ると、濃い尿も薄い尿も分別の過程で必要なのだと解ります。
2. 腎臓は尿を作るのに2度濾しする…と上で書きました。
多く水分を摂り沢山尿を作らなくてはならない…という事は、
常にフル稼働しなければならず、疲弊を招きやすい…そうです。
3. 基本、膀胱内にある尿は無菌状態です。
ただし、何らかの事情により、菌が繁殖してしまう場合もあります。
その様な時に通常の濃度の尿に比べ、
薄い尿の場合には殺菌作用が劣ってしまうのだそう。
この3つを踏まえて、
丁度いい濃さの尿であることはとても大切な事なのだと学びました。
多すぎず、足りなくもなくもない
丁度良い水分摂取量の大切さを知ったカイヌシでした。
※そのコの抱えるもの、その状態、そして生活スタイル等によって、
(例:ストルバイト結晶、シュウ酸カルシウム結石、膀胱炎、腎不全など)
必要水分摂取量は変わってきますので、
気になるときは先生へ確認してみるのも良いのかなと思います。
腎臓は持って生まれた不具合の場合もありますし、
大きな病にならなかったとしても、
自然に…経年でも劣化していきます。
その個体差を理解しつつも、できるだけ未来に
十分な機能を残してあげられるように…
気を付けてあげたい…と感じています。
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未熟なカイヌシは…
犬(猫)って、生命体として生きることに関しては、
本能に任せておいて十分なのかな、と思っていたことが有りました。
でも実際は、自然に任せていたら…
水分摂取量が十分ではない個体が多い事を知りました。
犬(猫)自身に任せていたら、
将来的に致命的になることもある様です。
また、人と暮らすようになって食事が変わり、
現代は特にドライフード等も多いので、
水分は不足しがち…と、捉えておくことは正解のようです。
しっかり管理することで、得られる安心もありますよね。
このコ達の健康の為にも頑張っていかなくちゃ
何だか…むむむ…な、お話にお付き合いくださって、
ありがとうございましたm(__)m
おコギ好きの貴方…
よろしければ、ぽちっと…お願いします
闘病生活、応援お願いいたします!
よろしければ、ぽちっと…お願いします。
尿の色や量は気にしてはいるのですが・・・・
ままさん、ありがとぉ~
血液検査で異常が無ければOKと思っていたので
今度、先生に水分補給量の事聞いてみます。
今まで尿検査をした事が無かったので、
尿検査もお願いしてみます。
あ、今日はおかん様からのコメントなのですね♪
らみのすけさま…と書こうとして、あ、違った…と思ったワタクシでーす。
あ、でも尿比重も水分摂取量も…あくまで参考程度に…です。
余り神経質になっても犬暮らしに疲れてしまいますし…汗。
(今はただでさえ、コロナ疲れがあるし…涙)
おちっこは、定期的に(問題なければそんなに頻繁でなくてOK)
見ていただくのが良いそうですよ~。
尿比重だけでなく、ph値等、沢山の情報も隠れているので、
とても参考になりますし、なにより、過去の検査データが一定スパンであることは、
未来に、何か問題が起きたときにらみくんの体質を知る、一つの指標になるからです♪
ちっこ検査は針刺されないから…ちょっと気が楽ですし!
血液検査で気が付けないモノが分かることもあるので、
ちょっと気にしておくと、らみくんにとってきっと将来の宝になる筈です♪
でも、もう一度いいますー。
あんまり神経質には捉えないでくださいねー!
おかんさま、ただでさえお忙しいのに! 疲れちゃいますからねー!