これも先日の事。
空の高い秋晴れの日。
仕事で横浜に行った帰りに実家に寄ったのです。
父のお墓、墓じまいの為の手続きを完了させる為に!
お寺へ行き、お渡ししていた書類に
署名捺印くださったものを預かり、
その足で区役所へ提出。
やっとこれで、墓じまい作業に入れるのです^^
余りに清々しい秋空と、己の心とがリンクしてしまい…
ついつい感情が高ぶってしまいました。
気になってたことが一つ、また片付くのです。
ひとつ、ひとつ…気持ちを煩わせる事が片付いていく事は、
何だか現世との繋がりを切り離してく儀式の様でもあって、
ふと、思ったのです。
大石内蔵助は、こんな気持ちで辞世の句を詠んだのかな…ってw
「あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」
正直、病に罹った戸惑いはありましたけど、
こんな風に自身で動ける時間が在って、
自分の手で身の回りを整える事の出来る幸せを噛み締めています。
病に罹らなければ、気が付けない心持だったようにも思います。
*
帰宅して、しーちゃんに、
「皆で入れる安息の地、もうすぐだよ~」って言ったら、
このお顔…ぷぷっ。
思わず吹き出しちゃった…w
良いんだよ、入るのはこの世を全うしてからだよw
なんとも気の早い しおりにポチっと♪
よろしければ、ぽちっと…お願いします^^
闘病生活、応援お願いいたします。
この夏に僕のところも墓じまいをしました。亡き父の遺骨を含め永代供養に移行しました。諸事情あり、複雑でしたし、寂寞な思いもあります。
でもそれで安心できたところもあります。僕の場合は、自分もその永代供養墓に入ろうと思っております。
大石内蔵助の句、心に染みます。
コメントありがとうございます!
墓じまい…と、言葉的には簡素で軽くまとめられていますが、
実際は色々な事情や感情などが絡み合い、
決して簡単な事ではありませんよね。。。
それでも「安心できたところもある。」というお言葉に深く頷きました。
その「安心」という言葉の中には、
自分でその行く先を決める事の出来る幸せも勿論含まれますよね。
大石内蔵助の句、知った当初は高校生でしたが(笑)
その頃はこの句にこんなに深い感情が込められているとは分かりませんでした。
その上で、この言葉で作り上げた大石内蔵助氏には、尊敬の念を抱きます。
少し長く生きてくると知らなかった深さを知れて良いことも多いですね。
老いた老いたと思わないようにしようって、今回感じましたよ^^