虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

はたらく

2005年12月20日 | ひとりごと
今日の読売新聞で目についた記事、何となく関わりあるような2つ。

『ハローワーク飯田橋、品川 知的障害者を初採用』
仕事をするにあたって、障害があるかないかって、本当はあんまり重要ではないんじゃないか。

必要なのは求められた仕事をきちんとこなせるかどうかでしょう?

知的障害者の雇用を促進するためなんて言ってる。

今更初採用しておいて、企業も見習えみたいなこと言われても。

もし、採用された方にとってたまたま合わない仕事だったとする。

健常者なら「あいつには合わない仕事だった」となる。

でも障害者だと「障害者にはこの仕事無理だな」になりかねない。

障害者に個性や適正があっちゃいかんのか。


もう一つは、知的障害者と良質なワイン作りに取り組む人の話。
知的障害者更正施設「こころみ学園」園長川田昇さんが紹介されてます。

元は教師だった川田さんが考えた作業療法の一環だったこと、卒後の就職難を案じて資材を投じて同学園を作ったこと、スタッフの細かい指示はなく、一緒に汗を流していると言うこと、そのワインがソムリエの田崎真也に選ばれ沖縄サミットの晩餐会に使われたこと・・・

でも、この記事で一番心に残っているのは、「『障害者が作った』が(ワインの)特徴では意味がない」という一言。

ただ「おいしいワイン」でありたいと願う心が、広く障害者の雇用主の考えに響くものがあれば・・・

うまく説明できませんが・・・

とりあえず、紹介まで。