書くことが思いつかないので、小学校時代の思い出をひとつ。
ボクの通っていた小学校は屋上にプールがありました。
そのプールの壁、外側の塗装は「|」と「□」が交互に並んでいるデザインでした。
クリーム色の壁に、エンジの「|□|□|□|□|・・・」
まるでラーメン丼の縁のよう
低学年だったある日、それを見た近所の自転車に乗ったおじさんが、下校の途についていたボクと友人の二人連れを呼び止めて
「あそこは朝鮮の学校?」
と聞いてきました。
壁のデザインといい、実際近所に朝鮮学校があったので勘違いしたらしいのです。
しかし、なんと答えていいかわからず途方に暮れる二人を見て、
「韓国!朝鮮!、韓国!朝鮮!」
と半分怒るように連呼し始めたのです
怖くなりつつ、
「い、いや、ちがいます・・・」
と答えると、
「あ、そ」
と、やや気まずそうに、でも素っ気なく走り去っていきました。
今思うと、あまりに言葉が返ってこなくて「日本語が通じてないんでは?」と思ったのかな・・・
だからってそう連呼しなくても・・・
今はその由来不明な模様は塗り消され、当時の面影は若干薄れました。
でも、あのおじさんの必死な声は鮮明に記憶の片隅に残っています。
ボクの通っていた小学校は屋上にプールがありました。
そのプールの壁、外側の塗装は「|」と「□」が交互に並んでいるデザインでした。
クリーム色の壁に、エンジの「|□|□|□|□|・・・」
まるでラーメン丼の縁のよう
低学年だったある日、それを見た近所の自転車に乗ったおじさんが、下校の途についていたボクと友人の二人連れを呼び止めて
「あそこは朝鮮の学校?」
と聞いてきました。
壁のデザインといい、実際近所に朝鮮学校があったので勘違いしたらしいのです。
しかし、なんと答えていいかわからず途方に暮れる二人を見て、
「韓国!朝鮮!、韓国!朝鮮!」
と半分怒るように連呼し始めたのです
怖くなりつつ、
「い、いや、ちがいます・・・」
と答えると、
「あ、そ」
と、やや気まずそうに、でも素っ気なく走り去っていきました。
今思うと、あまりに言葉が返ってこなくて「日本語が通じてないんでは?」と思ったのかな・・・
だからってそう連呼しなくても・・・
今はその由来不明な模様は塗り消され、当時の面影は若干薄れました。
でも、あのおじさんの必死な声は鮮明に記憶の片隅に残っています。