虹の向こうに

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なぜか少年野球の監督してます。

優しいのか甘いのか

2006年05月25日 | ひとりごと
センター試験「うっかり受験生」を23年間救済 (読売新聞) - goo ニュース

ボクも1994年と1995年にセンター試験を受けました。

模試も含めて、試験開始で一番最初に口酸っぱく言われたのが

「始めに試験番号欄の数字とマークを間違いのないように記入してください」

でした。

試験の基本ですよね?自分の名前やらそんなのを間違いなく記入するのって。

それを、わざわざ座席表と照らし合わせまでして記入漏れや誤記入を探って救済するのって、いいんでしょうか?

「大事な人生を、単純な記入漏れで棒に振らせるのは気の毒」

って・・・

大事な人生が、あんな試験で決まっちまうことの方がよっぽど気の毒なんですけど。

それに、そんな風に頑張って救済したって、結局どっかでケアレスミスで人生棒に振るんだよ、そうゆう人は。

だったら、取り返しのきく大学あたりで「あなたはケアレスミスで失敗しましたよ」って気付かせたほうがよっぽど意義がある気がする。

似たようなのに、目的の駅に止まらない特急に乗っちゃった受験生のために緊急停車するなんて記事が毎年受験シーズンのたびにあるけど、あれだって甘~い。

一度認めるから、癖になって毎年のようにそういう輩が出てくるんだよ。

時刻表だってあるんだし、だいたい何週間も前から試験受けるのは決まってるんだから、「何時発のどの列車に乗るといい時間に着くのか」調べるのだって、立派な試験のひとつでしょう?

きちんと調べて、ちゃんと着いた受験生に申し訳がたつのかね。

どうも、大学受験を重要視しすぎてる気がするよ。

たかが人生の通過点、それも数ある選択肢のひとつでしかない大学の受験のために気を遣いすぎなんではないかい?

ゼロトレランス、ここにこそ・・・