虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

実は日本にいる世界の芸術家

2006年12月27日 | ひとりごと
所さんのとあるTVで、人とは違うものをもった人物を「天然記念人物」として紹介していました。

その中の一人に嶋本昭三という人がいました。

知ってます?

ボクは知らんかったです

この方、自作のキャンバス(新聞を重ね貼りして表面を白く塗ったもの)を穴だらけにする、という作品を皮切りに、前衛芸術の第一人者となった方

瓶に絵の具を詰めて広いキャンバスに投げ付け、瓶が割れて飛び散ることで描いていく、とか

全裸の女性の全身に墨を塗って魚拓ならぬ「女拓」をとる、とか

自分の頭(スキン)をキャンバス代わりにする、とか

とにかく他の画家じゃやらないことをやってる

そしてなによりすごいのは、その作品や作風が広く世界で認められているということです。

アメリカでは美術の教科書的な本にも載ってるし、イタリアには公開製作に招かれているし、作品の金額的な評価も高いんです。

そして、そんな著名な前衛芸術家を知らない日本人のボク・・・

日本は前衛芸術に対して、なんか消極的というか懐疑的というか・・・あんまり高い評価をしていないように思います。

そして世界の評価に遅れをとる

なんかもったいないですなぁ

ちなみにこの方、昭和三年生まれで昭三さんです。

決して若い方ではありません。

でも、なんだか若々しかったです。