虹の向こうに

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山が火を噴くその前に

2007年02月20日 | ひとりごと
先週2月15日付のR25の記事より

なんでも「火山噴火予知計画」なるものが存亡の 危機に瀕しているのだとか。

世界の火山の10%があるといわれるほどの、

そのため世界的に高いレベルの火山噴火予知研究がされている火山大国・日本

にもかかわらず・・・

しかも理由は資金難。

研究をリードしてきた国立大学が法人化されたことによる予算と人員の削減が響いているらしい。

記事にもあったけど、噴火予知は重要な防災施策として国がもっと責任持ってリードすべきなんじゃないのかな。


実は折しも、小松左京の『日本沈没』を読んだところだったんです。

作品では始め秘密裏に、次第に公に大規模な観測とそれに基づく予知が行われて、そこには巨額の予算があの手この手で施されている。

それでも自然には、天災には抗いきれず・・・

ま、こちらはフィクションなので、安易な比較はいけませんが、作品でも結局は後手後手の政策と足並みの揃わないお偉方が問題になってる。

「沈没」は極端としても、日本を噴火とそれに伴う災厄から守るために必要な対策は、国がもっとリードしてとってほしい・・・と、願わずにはいられないのです。