暖冬で開花が早かった東京の桜。
一時の冷え込みで心持ち長めに咲いていた花もだいぶ散り、緑の葉も目立つようになりました。
この時期になると目に浮かぶ、思い出の風景。
ボクの通っていた大学は東京郊外の小高い山の上にあり、正門をくぐるとさらに坂を登って学部棟や学食にたどり着くようになってました。
正門から続く登山道・・・じゃなくて坂道の右手には桜の森。
春の満開の時期、見上げると雲のように広がる桜花は壮観でした。
でも、ボクがより好きだったのは、七部散りくらいになったころ、森の地面に花びらの絨毯を敷き詰めた景色でした。
昼間、日の光をあびて桜色に染まるのもきれい。
でも、夜はさらなり。
街灯に照らされて白くぼぉっと浮き上がる様は実に幻想的。
そしてどこか、去り行く春の盛りのせつなさもたたえているような。
春の盛りが去り行くころに、ふと頭をよぎる桜色の絨毯。
一時の冷え込みで心持ち長めに咲いていた花もだいぶ散り、緑の葉も目立つようになりました。
この時期になると目に浮かぶ、思い出の風景。
ボクの通っていた大学は東京郊外の小高い山の上にあり、正門をくぐるとさらに坂を登って学部棟や学食にたどり着くようになってました。
正門から続く登山道・・・じゃなくて坂道の右手には桜の森。
春の満開の時期、見上げると雲のように広がる桜花は壮観でした。
でも、ボクがより好きだったのは、七部散りくらいになったころ、森の地面に花びらの絨毯を敷き詰めた景色でした。
昼間、日の光をあびて桜色に染まるのもきれい。
でも、夜はさらなり。
街灯に照らされて白くぼぉっと浮き上がる様は実に幻想的。
そしてどこか、去り行く春の盛りのせつなさもたたえているような。
春の盛りが去り行くころに、ふと頭をよぎる桜色の絨毯。