期待と不安が交錯する中、
すみれSはスタートを切った。
ベッラレイアは1枠1番。
懸念されていたのは折り合いだったので、
秋山はそろりとスタート。
心配してる鞍上を『大丈夫よ』と言わんばかりに、
ピッタリと折り合いがつく。
道中は後方。
これはあまり褒められた位置づけではない。
阪神競馬は開幕週。
インも芝はキレイなままで、
前に行った馬がまだまだ止まらない。
スローペースになれば尚更だ。
折り合いを気にするあまり、
難しい位置取りになってしまったのである。
ここ、ひとつ目のポイント。
スローで流れた隊列、
展開に変化があったのは3コ-ナー。
後ろにいたレイアが徐々に進出していく。
このとき秋山は外を回す。
先ほど書いたように、内も外もきれいな馬場。
なら、内を走った方が断然有利。
ここがふたつ目のポイント。
直線に入り、レイアは一気にスパートを掛けた。
先行集団との差は見る見る詰まっていったが、
内で満を持していた勝ち馬に追いつくことは出来なかった。
結果から言うと、
非常にもったいないレースになってしまった。
大事に乗ろうとした秋山に責任はない。
前に行けなかったのは折り合いを気にしての事だし、
3角でまくったのは、そうしなければ追いつかないからだし、
4角は外を回らざるを得なかった。
ラスト3Fの上がりが34.0(2位)。
勝ち馬はイン差し、2着馬は先行馬。
一番強い競馬をしたのはレイアだったと思う。
だから負けたけど虚脱感はないが、
やっぱり惜しかったな・・・と思う。
これで桜花賞はかなり難しくなった。
これが現実だから・・・。
さて、
それでもオークスには十分間に合う。
もう一度立て直して、まずは2勝目を目指して欲しい。
今日の敗戦で、
レイアへの期待度は下がるどころか益々UPした。
がんばれ、レイア!
次こそ勝つぞ!
↑滅茶苦茶カワイイよん。
お顔の可愛さなら間違いなく世代1位!