25日午前8時(日本時間)に成田を出発したオルフェーヴル。
韓国経由で、フランスのドゴール空港に無事に到着しました。
到着時刻が午前12時35分・・・と言う事は、17時間にも及ぶ空の旅。
ホントにお疲れ様でした。
しかし、ほんとにきつかったのは飛行機に乗ってる時間よりも、
わずか1週間の間に信楽から検疫きゅう舎に入きゅうし、
追い切りを消化して、それから成田まで移動。
これだけの事を短い期間で行ったんですから、
普通に考えてもオルフェーヴルには大きな負担が掛かった事でしょう。
信楽から帰って来た時の体重が479キロ。
そこから1週間の間に15キロ減ってしまった事でも、
その大変さが解ると言うもの。
飛行機での移動でも、かなりの体重減が予想されますし、
ホントに大丈夫なのかな・・・と不安にもなります。
直前の追い切りでの池江調教師の言葉。
『思ったより時計が出なかった』
これもやっぱり気になります。
ただし、今日の情報によりますと、
オルフェーヴルはフランスでの初調教を行い、
順調な調整が出来ていると池江調教師がコメントしたらしいです。
フォワ賞を叩いての凱旋門賞本番ですが、
フォワ賞は調教代りに使ってもいいですよね。
減った体重を戻して、
向こうの空気に馴染み、
そしてフォワ賞で『闘志』を確認する。
オルフェーヴルは使い減りする子ではないので、
レースに使う事が良い方に向くと、なりとろは思います。
フォワ賞はロンシャンの適性を見るだけでなく、
オルフェーヴルの熱き心を燃え滾らせる為の、発火点にすればいいのです。
勝っても負けても前哨戦。
一瞬でも「らしさ」が見えれば大丈夫。
オルフェーヴルは世界のステイゴールドの最高傑作。
そして、サッカーボーイの燃える魂の継承者だ。