なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

敢えて、蕀の道を

2019年10月11日 08時15分11秒 | 激愛タイガース



台風19号が近付いている。
昨年の21号の怖さを思い出すと、直撃だけはゴメンだと思っていたけれど、少し東に逸れそうだ。
しかし、関東の方たちは気を付けてほしい。
気を付けると言っても、命を守ることを優先に逃げるしかできないのだが。。。


矢野監督と阪神は、もう逃げ場所が無くなった。
アドバンテージも入れて、3連敗。
正直、仕方ないと思う気持ちもある。
何故かと言うと、矢野さん自身に負ける要素を含む采配が、多々あるから。

どうも矢野さんは、来年の事に重きを置いて試合を組み立てている気がする。
ファイナルステージに入ってから、それが浮き彫りになった。

初戦の先発の望月。
相手が山口だから打てないので、誰が投げても勝ち目は薄いから登用した、という見方はある。
でも、岩貞がいたのだから、彼が先発するのが普通。
打線もそう。
落ち目の大山とマルテを使ったり、確変中の北條を下げて木浪を使うとか。

矢野監督、勝ちだけにこだわってはいない。
若い選手に、この貴重な体験をたくさんさせて、来季への財産にしてもらおうと目論んでいるのでは?
勝つためだけに戦うのならば、説明の出来ない起用があちらこちらにある。

西が投げられそうにない、中継ぎは疲弊している。
どう考えても、読売と6試合を戦うには無理がある。
ならば、若い未知の力に賭ける。
上手く嵌まれば勢いにもなるし、もしダメでも前述のように得難い経験値になる。

結果、望月は打たれ、大山木浪は凡打を繰り返した。
疲弊している中継ぎ陣営も精彩を欠いている。
4戦目で終わる可能性も大だ。
それでも、もしもこのあとひとつでも勝てれば。
ふたつ勝てば。
万が一にも、逆王手を懸けられたら。
矢野さんが言う、成長途上のチームとしては凄まじいクリティカルヒットとなる。


足りなかった力、悔しさ。
満足できないクライマックスシリーズの成績、結果。
秋季、そして来年春のキャンプに臨む心構えは全然変わってくるはずだ。
これで変わらなければ、阪神に未来はない。

選手を信用しすぎて落とした試合か山ほどある。
そういう期待と気持ちに応えられない選手たち。
監督の意志だけが先走って見えた今シーズン。

最後の最後になって、選手たちがそこに気づき始めた気配がある。


そんなクライマックスシリーズ。
このシリーズを不要だと言い続けたなりとろだが、今年、少しだけその存在理由を認めても良いかと思い始めている。

コメント
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