有馬記念。
アーモンドアイは9着。
調教も体調も全く問題なく、真ん中のいい枠も引き当て、あとは勝つだけ。。。と言う状態。
スタートも無難に決め、道中も折り合いがバッチリ付き、不利の受けない外を追走。
ハイペースで逃げるアエロリットからは大きく離れて平均ペースでの流れに乗り、四角辺りから徐々に進出。
4コーナーを好位の外で回り、あとは差すだけ。
坂下で先頭に立つ。
やられた!!と思った瞬間、内に寄れる。
そこからはズルズルと後退。
どうした、アーモンドアイ。
中山の2500メートルと言う舞台は、アーモンドアイに向かなかった。
それしか考えられない。
アーモンドアイはスピードを持続する能力には定評があったが、初めて力の要る馬場でコーナーを6回周り、スタミナを失くしてしまった。
馬場のいい、早さが生きる競馬なら強い。文句無しに強い。
が、ここにアーモンドアイの弱点を見たり。
凱旋門賞なんて連れて行ってれば、有馬記念なんて比べ物になら無いくらい惨敗してたのではないか?
香港なら勝つ可能性も高かったと思うけど、ヨーロッパでは無理だ。
史上最強牝馬とまでは言えない。
史上最強級ではある、と思うが。
今日は後ろで足を溜めた馬達が好走した。
後ろで足を溜めて着狙いに走った馬たちを評価しない。
その点、ステイゴールド産駒たちは負けはしたけれど、みんな自分の競馬で勝ちに行った。
是非とも評価したい。
エタリオウも死んだふりしていれば、ワールドプレミアなんかに負けるはずがないし。
有馬記念も、年の最後でなくなったから盛り上がらないな。
来年は最後の日に戻るそうなので、今年みたいなことはないだろう。
とにもかくにも、皆さんお疲れさまでした。
馬たちも故障なくて良かったです。