ニュースなんかを見ていると、まだ復興途上に見える東北の被災地。
あれからもう9年が経つと言うのに。
津波の被害も甚大だったが、より被害を大きく、長期化させているのは福島原発のメルトダウンだ。
放射能は大地を汚染して作物を作れなくし、メルトダウンした原子炉は毎日大量の汚染水を生む。
溜まりに溜まった汚染水は、海に放流しても大丈夫なくらいに安全だと言う。
ほんとか?
にわかに信じられない。
それくらい、東京電力は沢山の都合の悪いことを隠蔽してきた。
ようやく軌道に乗り始めたらしい福島の漁業。
そこに、汚染水を放流すると言う。
漁業組合に合意が取り付けられなくても、きっと放流するだろう。
国がやることは、大義を振りかざして弱者を捻り潰すという、結論ありきの形だけの話し合い。
急がないといけないのは理解するが、きちんと納得できるまで話し合いをした上で、どうするのか決めるのが国(政府)の考えないといけないことじゃないのか。
コロナの影響でセンバツも中止。
プロ野球も開幕延期。
こんなときだからこそ、政府がリーダーシップをとって頑張ってほしいのだけれど。
今の政府には不信感しかない。
それでも、この国で生きている以上は信じるしかない。
自分の仲間以外も国民だということを、ちゃんとわかってもらいたい。