岩崎、温存だったそうです(笑)
いやー、矢野監督大英断しました。
勝ちパターンを崩してでも、大洋相手なら楽勝と思ったんでしょうか?
首位にいるチームなら、こういう判断は分かるし当然。
しかし、阪神は1ゲーム差とはいえ引き分けが少ないのと、残り試合数がヤクルトより少ないことで、ゲームが始まる前は実質3.5ゲーム差あった。
疲労蓄積を考えてリリーフを温存させるような余裕など何処にもない。
岩崎を出していても打たれたのかもしれない。
それは結果論だから、言っても仕方ない。
阪神の勝ちパターンである岩崎からスアレスの継投を崩す理由にはならない。
次の日から始まるヤクルト3連戦のために、岩崎を温存して負ける。
その結果が、ヤクルトに対して3連勝するしかないと言う、さらに難しい窮地にチームを追い詰めてしまったのだから、采配ミスとしか言いようがない。
及川は何にも悪くない。
今年の夏以降に頭角を現して、素晴らしい活躍をしていると言っても経験値はまだまだ足りない。
能力を信じて登板させた、と言う矢野監督の言葉は一見、選手を信じて素晴らしいように見えるが、選手に全責任を背負わせる言葉でもある。
監督の言葉を意気に感じて投げるタイプの選手か、監督から直々に言葉を掛けられてプレッシャーを感じてしまう選手か、及川はどちらのタイプだったのだろう。
その辺も、矢野監督は読めていなかった。
ここまでみんなで「俺ら」の野球をして頑張ってきたのに、最後の最後で違うことをすると言う悪手を使ってしまった矢野監督。
矢野監督のやりたいことは分かったが、いかんせん運が無いと思う。
動けば大抵、悪い方へと転がる。
全ては、良くも悪くも監督が「もってない」のだと思う。
昨日負けた原因が、及川の投入ではなく、伊藤大山のエラーの方が大きいはずなのに、こう思われてしまうからだ。