出会いは、今年の始め
yadanarさんのブログでの、洲之内さんの
「きまぐれ美術館」という本との出会い
図書館で借りて来て読み
あまりの面白さに、はまってしまい
彼の小説も含め、手当り次第に読んだのでした
洲之内徹さんは、芸術新潮に掲載した
美術評論が、評判で
掲載した物が、「きまぐれ美術館」、「さらば気まぐれ美術館」「絵の中の散歩」などとして
それぞれ単行本になっている
銀座にあった現代画廊のオーナーで、画商でもあった
しかし画商でありながら
気に入った絵は、売らず
度々お客ともめたことも
しかし、そのお陰で、
彼のお眼鏡に叶った素晴らしい昭和の名画の数々が
残されたのである
著書には、小さな口絵が掲載されているが
読めば読む程 本物を見てみたいという思いがつのるばかり
yadanarさんによれば、コレクションのほとんどは
死後、仙台の宮城県美術館に収蔵されているとのこと
是非、行ってみたいと思っていたところ
宮城県美術館で、特別展を開催するという
11月2日から12月23日開催
昨日ようやく行くことが出来、思いが、叶った
この特別展は、洲之内徹生誕百年ということで
宮城県美術館に収蔵された作品意外にも
全国の美術館や個人収蔵の関連する作品も集められ
過去にも未来にもこれほどの展示は、ないだろうと思われるほど
充実したものであった
(我が思いの叶い過ぎ!)
昨日は、10時半過ぎに美術館に入館
3時過ぎまで、
2時からの学芸員の特別説明会も含めて
3度、じっくりと見て回った
著書の中に出て来る見たいと思っていた絵は、もちろん
初めて見る絵でも、おおー!これはすごい!と
釘付けになってしまう絵もあり
何度見ても見飽きない
洲の内徹さんの気持ちが、少しだけ分かるような気にもなりました
宮城県美術館もとてもすばらしい美術館
昼食をとった館内レストランも良かった
帰りは、バスが
三連休の日曜日で混み合う仙台の街の渋滞に巻き込まれ
駅の売店で名物の笹かま一箱をツレアイの土産に買って
やっと新幹線に飛び乗って帰ってきました
宮城県美術館では、洲の内コレクションの常設展示も
やっており、5年に一度くらいの特別展も開催しているとのこと
また、是非行きたいと思う
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