きれいになりたいの。

去年のパンツやスカートの太もも部分や下っ腹がパンパンではじけそうな私。今年はそういう部分をスリムにすると宣言していたのに、半年過ぎても実現していない。そんな私が夫と話をしてて、「私がダイエットしてると言うと、みんな『どうして？する必要ないでしょ』って言うの。太ももや下っ腹すごいのにそう見えないみたい」と言うと、夫は、「じゃぁ、『きれいになりたいの』って言うようにすれば？」と言った。
あぁ、そういう言い方もあるなと「ほんとだね」と答えてからふと、「えっ？」「きれいになりたいのって私が言ったらみんな『どうして？』って尋ねないってこと？」
とつっこんだら、しどろもどろな夫だった。

結婚記念日

私の愛する方は、輝いて、赤く、万人よりすぐれ、
その頭は純金です。
髪の毛はなつめやしの枝で、烏のように黒く、
その目は、乳で洗われ、池のほとりで休み、
水の流れのほとりにいる鳩のようです。
その頬は、よい香りを放つ香料の花壇のよう。
くちびるは没薬の液をしたたらせるゆりの花。
その腕は、タルシシュの宝石をはめ込んだ金の棒。
からだは、サファィヤでおおった象牙の細工。
その足は、純金の台座にすえられた大理石の柱。
その姿はレバノンのよう。杉のようにすばらしい。

そのことばは甘いぶどう酒。
あの方のすべてがいとしい。
エルサレムの娘たち。
これが私の愛する方、
これが私の連れ合いです。

　　　　　　　　　　　聖書「雅歌」より

結婚して１３年。

朝、夫を見ながら「これが私の連れ合いです」と喜びを持って心の中で言ってみた。
結婚式の時に胸を張って「これが私の連れ合いです」と言っていたように、何年たっても、いえ、年月が重なるにつれてさらに胸を張って「これが私の連れ合いです」と言いたいし、言ってもらえるようにと心がけたいと思う。