今日の１枚

ベートーヴェン交響曲第９番ニ短調作品１２５「合唱」

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

大御大、カラヤンの第九です。
カラヤンの功績は、クラシックを大衆化させたところにあると半ば皮肉まじりに語られます。
この第九も演奏自体はベルリンフィルですから悪かろうはずがない。ソリストも超一流です。
ですが、なんかつまんない、オールスターキャストなのに全体として感動的な出来ではない。
これはかれの音楽性の故なのか、どっかの球団の元オーナーみたいな専制君主として君臨したからみんな恐れ入って本来の実力を出し切れずにプレーしているのか、それは僕にはわかりません。
でも、味がわかりやすいことだけは、確かです。化学調味料のばっちり入ったラーメンみたいです。

ベートーヴェン:交響曲第9番 トモワ=シントウ(アンナ), ウィーン楽友協会合唱団, バルツァ(アグネス), ダム(ヨセ・ファン), シュライアー(ペーター), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ベートーヴェン, カラヤン(ヘルベルト・フォン), フロシャウアー(ヘルムート) ユニバーサルクラシック このアイテムの詳細を見る