Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

春に木管アンサンブル

2007年03月31日 | MUSIC&ART
モーツァルト:グラン・パルティ
マリナー(ネビル), レビン, アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ, モーツァルト
ユニバーサルクラシック

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先日、オペラシティーで、奥さんの知り合いの関係でチケットを譲ってもらい、久しぶりに木管のアンサンブルを聴いてきた。
菅原眸先生率いるスーパーウッドアンサンブルの演奏だった。
座席の居心地がいまひとつだったが、概ね楽しく聴けた。
演目は、フランセの「7つのダンス バレエ ソフィーの不幸」、R.ストラウスの組曲第4番、モーツァルトの「グランパルティータ」だった。欲を言うと、楽器の音のバランスにもう少し気を使って欲しかった。

グランパルティータは、長いが、とても楽しい曲だ。
久しぶりに、日頃の憂さをしばし忘れることができた。
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また、やられた・・・

2007年03月30日 | Blog徒然草
今夕、信号機のない狭い交差点でのこと。こちらが優先道路で一時停止の義務はないのだが、案の定狭い路地から一時停止無視をして突っ込んで来るバイク。僕は急停止の準備が出来ていたので大丈夫だったが、後ろに置いた鞄が前に吹っ飛んで来た。
止まって見ると酒臭いオヤジだ。
「あぶないじゃあないですか、一時停止無視したでしょう?それにお酒も飲んでるみたいだし・・・」
と僕が言うと、「なんだと?お前何様のつもりだ!」と居丈高に言う。
まただ。この間とそっくり。どうして田舎者のオヤジはみんなおんなじなんだ?!でも僕も仕事の途中でまた次行かなければならない。悔しい思いをしながらそのオヤジの捨て台詞を聞きながらその場をあとにしなければならなかった。
地方の飲食産業の実情については一定の理解はしているつもりだが、客が飲酒運転する、あるいは店が客に飲酒運転させるというのは全く別問題だ。
しかも田舎のオヤジは飲酒運転してもさせても罪悪感のかけらもないのだ。
夜、車で移動しながら仕事をしている者の身になって考えて欲しい。起きなくても済んだ事故の巻き添えになれば仕事に大きな影響を与える。おまんまの食いあげなんである。そいつの一時的な享楽のために、犠牲になるのはまっぴらだ。死ぬなら独りで死んで欲しい。きょうのオヤジだって、もし、僕が轢いてしまえば僕の責任になってしまう。前方不注意による業務上過失致死罪に問われるのだ。飲酒運転は皆の犠牲の上で行われている非常に罪深い行為なんである。起こらなくてよい事故を起こすことにより他人の生活に影響を与えるのだから。
ところで、刑罰には一般予防と特別予防の機能があるが、厳罰化するということは、一般予防機能、つまり、犯罪を犯したことがない人を犯罪から遠ざける機能を重視したものだ。だから、飲酒運転の厳罰化は効果がないとか、犯罪が地下に潜るとか言う議論はこの場合当たらない。一般予防機能の面から見れば、飲酒運転をしたことがない人を新たに飲酒運転させないようにする機能としては十分意味があるのである。
厳罰化は効果がないというのは飲酒運転を常習にしている奴等、罪悪感のかけらもない奴等に対してだけだ。僕は、飲酒運転を常習する奴は、他人の生命、身体、財産に対する侵害の未必的故意があるのだから、こいつらを特に厳罰に処するべきだと思う。飲酒運転で二度目につかまった奴は事故歴の有無にかかわらず免許を永久にとれなくさせてしまえばいいと思う。また、人身事故を起こした奴は死刑か無期懲役にして欲しい(きょうのようなオヤジも死刑にして欲しいと思うが)。
とにかくまた久しぶりに頭に血が上ったのでガーっと書いてしまった。ほんとに日本の、特に田舎は民度が低くて辟易する。
まあ、もって他山の石としよう。安全運転しよ。
コメント (2)
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やはりこの季節は、李白・・・

2007年03月29日 | BOOKS
李白詩選

岩波書店

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            明  我  一  両
            朝  醉  杯  人
            有  欲  一  対
            意  眠  杯  酌
            抱  卿  復  山
            琴  且  一  開
            来  去  杯  花



両人(りょうにん)対酌(たいしゃく)すれば山花開く
一杯(いっぱい)、一杯、復(ま)た一杯
我(われ)醉(よ)うて眠(ねむ)らんと欲す、卿(きみ)且(しばら)く去れ
明朝(みょうちょう)意(い)有(あ)らば琴を抱いて来たれ


この季節になると李白のこの詩が自然と思い出されます。

酒、花、酔 昼寝、友、琴 う~ん、いい季節になってきました。





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なつかしの映画特集11

2007年03月27日 | CINEMA
ニッポン無責任時代

東宝

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植木等さんが、今日なくなったそうです。

高度経済成長期、一時代を画した人です。

寅さんとともに、また一人、日本の宝が失われたような気がして、非常にさびしい。
映画のほうは、演出がかなり古いので、ちょっと観るのが苦しいところもある
のですが、クレージーキャッツが大好きな僕は、楽しく観られました。

いろんな映画のダイジェスト版のクレージーキャッツデラックスというのもありますよ(~o~)

ご冥福をお祈りいたします。
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山本勘助に魅かれるところ

2007年03月27日 | Blog徒然草
風林火山

新潮社

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山本勘助が武田に仕官したのは42歳(51歳ともいわれています)の時でした。当時の平均寿命が40歳前後だったことを思うと、新井白石などと同様、かなり遅いデビューです。ここで、無名の浪人ものだった勘助は、いきなり知行200貫の足軽大将に任ぜられます。今風にいえばフリーターのおやじがいきなり一流企業の課長になったようなもの。大変な出世です。しかもやり手の若社長に大変気に入られています。他の古参の部下たちからの風当たりが強いのはやむを得ないでしょう。
彼は実戦の経験は殆どなかったのですが、戦国の世を地を這うようにして必死に渉り、各地を巡り、軍学書を読み、その結果得た実践的知識が豊かだったのではないかと想像されます。
僕も決してエリートでもなく、資産家でもなく、ましてや才能も何もないので、山本勘助のような人、逆境にめげず、そう、情熱を秘めて持ち続けた人に、大変尊崇の念を覚えます。
そして、僕も、自分をひきたててくれる人々のために心血を注いで尽くしたいと思っています。

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