Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

一夜明けて・・・

2009年08月31日 | Blog徒然草
民主党が圧勝して一夜経ち、今夕は台風が来襲といいます。

国民のこの嵐のような選挙での民主党支持が、どうか、新たな不満や苛立ちに変わらないことを切に祈っています。

来年の参議院選までに、なんとかこの政権交代の成果を出さないと、また「逆ねじれ現象」などを引き起こしかねないと思います。低年金・無年金者に対する最低保証年金の制度の創設を、年金制度一元化に先立ってやることと、道路特定財源として使っていたガソリン税の暫定税率廃止、高速道路無料化などの実施を急いで欲しいです。

エコポイント廃止、エコカー減税廃止、住宅ローン減税廃止、基礎控除廃止などで、共働きの子供なし世帯というのが、もっとも大きく負担を被ることになり、結局うちらにとっては、朝三暮四というのが実際のところかもしれませんが、それでもいいです。

アメリカ型の国造りは、日本の場合、うまくいきません。僕は、根拠はここでは示しませんが、フィンランドなどの北欧型の国造りのほうが、日本に合っていると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペイン紀行・・・グラナダ国際音楽舞踏祭観覧記第2夜(洞窟のフラメンコ)

2009年08月29日 | スペイン旅行
さてさて、コンサートの翌日は、早朝からアルハンブラ宮殿の中の「ナスル宮殿」へ入場してきましたが、それは、ちょっと後回しにして、今回は、音楽舞踏祭の第2夜の模様をお届けします。音楽舞踏祭というタイトルどおり、音楽だけでなく、舞踏のショーもあるのが特徴で、創作ダンスや、フラメンコあり、バレエもありでした。

フラメンコは、チケットが取れませんでしたので、かわりにバレエを観ることになっていたのですが、やはり、グラナダに来てフラメンコが観られないのは悲しい。

そこで、「勝手に音楽舞踏祭」ということにして、ホテルに手配してもらい、ジプシー街であるアルバイシン地区のロス タラントスというタブラオ(レストラン)にタクシーで行きました。

店のHPを見ていただければわかると思いますが、ここは、山の中腹にある洞窟をタブラオにしたものです。昔、ジプシー達は、こういう洞窟に住んでいたのだと思われます。

しかし、今や、洞窟とはいっても、エアコンはギンギンに効いてるし、中は漆喰で塗り固められて、鮮やかな照明がいっぱいついてるので、暗さや惨めさは全くありません。むしろ、ここで踊ってるジプシー達は、連日超満員の観光客の中で踊って、きっと世界でいちばんお金持のジプシーなんだろうなあ、などとと思いながら、中に入っていきました。

中に入ると、超イカツイおじさんが、「トゥウェンティースリー、イーチ」(ひとり23ユーロね)なんて、言ってきました。しかし、すぐ後に、「ユーマストーカムフロムパラドール」(あなたたちパラドールから来たんだろ)と言うので、そうだ、というと、「ゼン、トゥウェンティーシックス」(それじゃあ、26ユーロだ)と言うではありませんか!
「なんだか、ガメツイなあ・・・」と思いながらも、是非もない、2人分払うと、ステージ前の客席のほぼ最前列に案内されました。「26ユーロは、席の値段なのね・・・」と思いながら、辺りを見回すと、日本人の団体さんの中にいることがわかりました。みんな、時差ぼけなのでしょう、とっても眠そうです。ドリンクが一杯ついていて、僕たちは、サングリアを頼みました。






このピンクのドレスを着た踊り子さん、綺麗だったなあ・・・。





フラメンコには、バイレ(踊り)、カンテ(歌)、トケ(ギター)、そしてパルマ(手拍子)が、渾然一体となって、物凄いエネルギーを発散します。
心揺さぶられますよ~!!!






サパテアードという、靴で音を出す踊り方に、手拍子、さらにはボディーパーカッションまで駆使した、とてもエネルギッシュなリズムです。



男性が踊り手をするタブラオは珍しいらしいんですが、この男の人も、何かにとりつかれたように踊ってました。



それから、このオバサンは怖かった~(ーー;)うちの奥さんは、大野一雄みたいだ、と言っていましたが、凄みがありました。本物のジプシーっていう感じで、眼光鋭く、命がけで踊ってるような雰囲気がありました。

ホントにこのオバサンの踊りは凄くて、目一杯がんばって撮影してみましたが、ついに見つかってしまい、睨みつけられて「ノービデオ!」と言われ、これ以上撮影が出来なくなってしまいました(泣)。何よりも恐れたのは、画像を没収されてしまうことでした。店を出るまでヒヤヒヤしていました。

まあ、幸い、カメラも画像も没収されてしまうことはありませんでした、ほっ。







ショーが終わって、11時くらい。外はすでに真っ暗です。



よさげなバルもちらほらありました。
後ろ髪を引かれる思いで、タクシーを拾いました。



かなり狭い路地をガンガン入っていきます。こりゃあ、よそ者は車じゃ来れないわ・・・。

さて、実は僕たちは、今夜、バレエのチケットも取ってあって、そのバレエはすでに始まっています。「まあ、とりあえず、後半だけでも観られればいいか」位の気持ちで、これからアルハンブラ宮殿内の、「ヘネラリフェ」を目指します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペイン紀行・・・グラナダ国際音楽舞踏祭観覧記第1夜

2009年08月27日 | スペイン旅行
音楽ファンのみなさま、お待たせいたしました。

やっと、グラナダ国際音楽舞踏祭のレポートをアップです。
ちなみに、「第1夜」というのは、僕たちが観た第1夜ということで、音楽祭自体は、6月の終わりから始まっていました。
ロンドンシンフォニー&バレンボイムなんかも来てましたよ。



写真暗くてごめんなさい。

地元の人々がおしゃれをして三々五々集まってきます。夜の10時過ぎです!



↑の建物が「カルロス5世宮殿」です。外側は、四角い建物なんですが、実は、円形の野外劇場の周りを、四角い壁が取り囲んでいるだけで、天井はないのです。



内部は先に述べたとおり青天井なんですが、かなり蒸し暑く、僕もジャケットを持っていったのですが、結局暑くて着ていられませんでした。

コンサートの概要がHPに載っていたので翻訳いたしました(かなりいい加減ですが・・・)以下ご参照ください。

これを書いたのは、誰だか定かではありません。ことによると、このコンサートの指揮者かもしれないです。


『グラナダ出身のソプラノ、マリオラ・カンタレーロが出演します。
いかにもアルハンブラ風のグラナダにマッチした歌と演奏です。
国際的なベルカントのスターに、グラナダ市立オーケストラとコーラスがスタンバイしています。コンサートは、イギリスの有名なデイヴィッド・パリーの演出で、Foudation Rural Box、クラシックRNEラジオとUERの提供でお送りいたします。

今夜のプログラムは2部に分かれています。ひとつは、オリエンタルな、ロマンティックな和声の作品を集めたものです。そして、もうひとつは、北ヨーロッパ的に思える作品を集めました。こういうわけで、コンサートは、いまでもCMや映画やテレビで盛んに使われていて、皆さんよくご存知の、ロッシーニ作曲「ウィリアムテル序曲」から始まります。また、ベルカント低迷の時代の最後の代表者のうちで、今でも続いているのはロッシーニのスコアなのです。それは、私がTeti(コンサートマスター?)に渡したカンタータである、Him nozzeの中に含まれている、コーラス付きのアリア、「Ah、non potrian resiteres」についてのものです。そして私は、その音楽家が、後のフランス王シャルル10世の息子であり、ナポリ王フェルディナンド4世の祖父でもある、ベリー伯の婚礼のために書いた、「私は戦う」もスコアを渡しました。

今夜のコンサートの2番目の作曲家については、マリオラ・カンタレーロは、故郷「グラナダのために」ある解釈を加えようと決心したようです。それは、「Ruperto's Moorish Fantasy Chapí」を構成した最もエレガントな試みのうちのひとつです。しかしながら、ドニゼッティによるグラナダでのAlahorを聴くとわかるのですが、その音楽の中のオリエンタルなアンダルシア風の以下の楽曲が注意深い技法で唄われているのです。そして、このコンサートの前半部は、ビゼーの「アルルの女」とベリーニの歌曲で締めくくります。

休憩の後、そのグラナダ出身のソプラノは、パリーの演出とともに、オペラのベルカント唱法を駆使して、正統派の歌唱を披露します。それは、スコットランドの湿った大地に私たちを誘います。最初の三つの曲はそこで作られました。また、言葉のうえからも、地図の上からも少しかけ離れた場所へ私たちは連れて行かれます。それは、ヴェルディの有名なオペラ、「椿姫」をコンサートの終わりに選んだからです!
今夜は、マリオラ・カンタレーロ、グラナダ市立オーケストラとコーラス、同じくグラナダ出身のテノール、パブロ・マーティン・レイエスによる素晴らしいコンサートを楽しむ最高の機会となるでしょう。』


ところどころ意味不明の箇所がありましたがどうぞご容赦ください。





ソプラノ本人によるベリーニの歌曲です。当日も唄われました。







椿姫のこの曲も当日歌われました




オーケストラは、うちの奥さんが言うには、かなり適当だったようですが、僕はとっても楽しめました。「ウィリアムテル序曲」とか、「ファランドール」とかが演奏されて、とっても面白かったです。コンサートの途中から薬の効き目か、片頭痛もほぼ治まって、楽しく聴くことが出来ました。

マリオラ・カンタレーロというソプラノ歌手、コロラトゥーラが上手で、唄もルックスも、とても迫力ありましたが、実はかなり若くて、地声が笑っちゃうほどに、とっ~てもかわいかった!!!

笑っちゃうと言えば、曲の終わりに、最後一旦ポーズして、そして華やかにエンディングという曲がありますよね?その、ポーズのところで、爆発的なクシャミをしたおじさんがいました。まるで、ドリフのコントみたいです(~o~)


かわい~い声で「最後にグラナダゆかりの曲をやります」みたいなMCがあって、カスタネットを自ら演奏しながら歌いました。ジプシー風でとっても良かったです。

おそらく、↓この曲ではなかったかと思います。





コンサートが終わったのは、なんと二時近く!!!
3時間以上やってたことになりますね。かなりびっくり!!!こっちの人はパワフルですね。あんたら明日の朝仕事ちゃんといけるのかね???

アルハンブラ宮殿がライトアップされてたので、撮りました。

明日は、いよいよこの中に入ります!!!それから、コンサート第2夜もありますよ!!!

乞うご期待!!!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

期日前投票行ってきました

2009年08月26日 | Blog徒然草
朝、仕事の手が空いたので行ってきちゃいました。

投票所は朝7時から夜8時までやってますから、とても都合がいいですね。

決めたとおりに投票してきました。

ところで、マニュフェストマッチテストなるものがあるのをご存知でしょうか?

政党の政策の内容を分野ごとに並べて、自分の考えはどれに近いか判断するというものです。

僕もやってみましたが、いちばん近いのは「みんなの党」になってしまいました。

記述に若干正確性が欠ける部分があるかな、とも思うのですが、試してみるのもいいかもしれないです。








コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おはようございます

2009年08月25日 | Blog徒然草
今日も元気に早朝から五反田で仕事です。

ところで、公職選挙法のなかの、「泡沫新聞の排除」規定が、国民個人のブログにおける政治的意見表明に萎縮効果を与えているようです。

しかし、総務省に問い合わせたある弁護士さんの話によると、よほどのことがない限り、同法違反になることはないとのことでした。

そこで、私も一言言わせて頂きます。

某JM党の党首の「金がない奴は結婚するな」発言について。
オマエがそんなだから、日本はよくならないんだよ!

あさって期日前投票に行ってきます。

みなさんもぜひ、ご自分の支持される政党・候補者に投票するために、選挙に行きましょう!!!

スペイン紀行の続きは、今週後半になりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする