ＡＭＧの誘惑

新型のＳＬＫを見て以来、どうも、脳裏に焼きついてしまった。
おまけに、ＳＬＫ３５０の上にＳＬＫ５５ＡＭＧがあることに気づいた。
ＳＬＫ３５０を新車で買う気なら、ＳＬＫ５５ＡＭＧの中古でもいいかな、なんて思ってしまった。たぶん、そんなに変わらないだろうと思う。また、並行輸入新車という手もある。というわけで、またまた、大排気、大パワーの誘惑に悩まされている。考えてみるとＳＬＫ３５０は、フェアレディＺより馬力の点で劣るわけで、今後、日本車も大排気・大パワーの車が投入されるとすると、ちょっと割を食う感が否めない。さりとて、ただ速いだけで安全性の低い日本車を買う気はさらさらない。

ＳＬＫ３５０は、272馬力3500CCなのだけれど、ＳＬＫ５５ＡＭＧは、360馬力5500CC、パワーウェイとレシオは約4キロで、おそらく、現行ポルシェ997カレラＳと互角の性能を持っている。しかも、バリオルーフ、アメニティ充実。ロードスターにふさわしい華がある。ＳＬほど仰々しくないし。
でも今乗っているBMWが4400CCなのを考えるとエンジンの大きさ、自動車税の高さは、身に沁みてわかる。維持費も相応にかかる。今度こそ、奥さんにとび蹴りされそうである。

うーん、一生に一度は乗りたいAMG。人も車も、一見地味でなんでもないように見えるけど、実はハイパフォーマンスというのに憧れる。
こういうのも、人生向上の動機付けにはなるんだよね。