あこがれ

僕たちは、第1次スーパーカーブームの世代。
小学生の頃、よくスーパーカーを追いかけたものだ。
そのころ、ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリBBや、ポルシェターボなんかが人気のベスト３だったようなきがする。

僕は、子供の頃から、ポルシェが好きだった。
あの独特のフロントマスク、ボディ形状。

誰かが、ポルシェは車ではない、ポルシェという乗り物だといっていたのを思い出す。

車はモデルチェンジを繰り返して、原型を変えてゆくが、
ポルシェは、中身こそ水冷になり、また、様々な電子デバイスにより安全性、パワーも飛躍的に向上したものの外観はそんなに変わらない。

ポルシェは昔のままの光を放ちつづけている。

それなのに、いつか男の子はオヤジになり、昔の憧れや夢を失ってゆく・・・
現実が苛烈なものだからなのだろうか、自分が信じられないからか・・・
今の自分のテーマとこのへんは重なる。

こんな乗り物が似合うオヤジにいつかなりたい。