遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

岸本佐知子さんの本

2013-10-28 | Weblog
ラジオで たまたま愛読書と紹介されていたので
取り寄せて見た。
著者は 翻訳家で名エッセイスト。

気になる部分    白水社
何らかの事情    筑摩書房
ねにもつタイプ   ちくま文庫・・・・・・(講談社エッセイ賞受賞作)


面白くって、やめられない。はははと笑う。
ぎゃははと笑う。
ぐふふと笑う。

しばらく楽しみ。
まず「気になる部分」から読みかけたが
他も気になって、寄り道。
本当に面白い。
三冊同時に読み上げそう・・・。


日常の事のようで
SFのようで
おとぎ話のようで
格闘技のようで
兎に角掘り出し物。

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NNNドキュメント

2013-10-28 | Weblog
日本テレビ
毎週日曜日 0:50am~   (正確には月曜日 0:50am~



昨夜、なかなか眠れなくって たまたまテレビをつけたら放送していた。



【爆発した原発の廃炉は、通常の廃炉より格段に難しい。
今も福島第一では溶けた核燃料がどうなっているか全く分からない。
しかも廃炉にあたるのは3次、4次、5次下請けなどの原発関連の作業経験が少ない人が多い。
被曝線量がオーバーすると働けなくなり、また新たな人が補填される。
これでは想定の30~40年で廃炉を完了できるとは思えない。
核大国・旧ソ連がチェルノブイリ収束の為に取った対応と比較して、今の日本はどうなのか?
一番の違いは姿勢だ。チェルノブイリには廃炉・除染の作業員を養成する訓練センターが作られた。
廃炉に手練れを、という戦略だ。日本は今の形のままでいいのか?
福島とチェルノブイリの大きな違いをつまびらかにし、日本が取るべき正しい道筋を探りたい。】


チェルノブイリは、あの事故があってから27年もたつのに 廃炉を維持するために
3000人もの人が働いている。原発とはそういうものなのだ。
今、さらに老朽化した第4廃炉を覆うシェルターを作っている。
すべてが安全になると考えられるのは100年後!!
原発に詳しい人が居なくならないために ウクライナは、事故後訓練センターを
立ち上げた。
原発に携わる人は 国家資格が必要である。
その訓練は、放射線の正しい理解、被爆しないための知恵、作業にあたって気を付けること
など 多くの大切な必要不可欠な内容だ。

日本の研修は・・・・薄っぺらなパンフレットの説明だけ、
「安全な放射線量だから 心配しないで 作業してください。」
安全と思わせ、作業に安心して携われと言う 暗示のような非現実的な内容で
「ああ、やっぱりな」という感じを持った。

余りにも日本の対応や 報道は甘い言葉と一時のがれに満ちている。


チェルノブイリから30kmの町は、すぐに強制退去になり、今は、森におおわれている。
もう帰れない。当事者の方たちは、福島の人も 現実を見て、前を向いて頑張ってほしい。
帰れないという言葉が」辛かった。


日本は、訓練センターを作り、原発の安全な廃炉管理を 長い目で進めていくべきだ。

このドキュメンタリーは、日本人が 全員みるべきだと思う。
政治家の先生方もちゃんと現実を見据えてほしい。

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