遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

映画   ダイアナ

2013-10-19 | Weblog
20歳でシンデレラ。
貴族の出身ではあるけれど、幼稚園の先生だった彼女が
皇太子妃となり、その美貌とシンデレラストーリーに
世界中が沸き踊ったのを昨日の事のように思い出します。

映画では、チャールズ皇太子と別居中のダイアナが恋に落ちたこと。
チャールズ皇太子と離婚して、新たな恋人?と食事をしたあと、
あの事故死に至るまでが描かれていました。
映画では、医師との真剣な恋が描かれていました。
一緒に亡くなった、ドッティ氏の事は、新たな恋の相手といった
描き方でした。

肝心なところが欠落した、なんとも実の無い映画でした。
むしろ、作らないほうが良かったのではないかと・・・


愛されなかったシンデレラ、
あとつぎの王子を生むための生贄的な結婚?
はじめからわかっていたのに・・・
幸せにはなれないと。

愛や恋を求めなければ、昔からの政略結婚と割り切れれば
あんなにも早く死ぬことはなかったのかも?

恋でさえ悲しい。あんなに美しくて、花のような人が
名家に生まれてすべてを手に入れたはずの人が
愛されないという苦痛に耐えることができず、浮名を流すことに?


映画では、結ばれない恋ばかりが描かれていました。


それでも、ダイアナ妃は、世界で一番有名な女性として
ボランティア活動をして、確実に平和に向けたアピールをしました。
地雷原を歩いたことさえ、陰謀と言われるけれど・・・・
現実に、戦争の愚かさや 悲惨さを世に知らしめたのは事実。


もっと時が過ぎれば、別の視点で作られる「ダイアナ」があるかも?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう一つの余命   池田はるみ作

2013-10-17 | Weblog
大学四年生の冬、何とか志望の出版社の内定通知を受け取った。
入社前の健康診断で 肺がんが見つかった。
余命1年の宣告。案の定、内定は取り消しになった。
父と二人の弟を前に、余命の話をする。
治療は・という家族に・・・
『手術による治療はできないステージ。
延命を優先するか、質を優先するかの二つの選択肢しかない。
僕は、なるべく生活の質を優先しようと思う』と告げた。

時々、本当に眠れない夜があった。
寝たら、もう起きれないような気がして・・・・。

古本屋でアルバイトを始めたある日、”彼女”と出会ってしまった。
古本に遺書がはさんであった。
『・・・・・私は誰にも必要とされていない。誰からも愛されていない。
生きる意味を見いだせないまま過ごす毎日がつらい・・・・・。』

この本を売りに来た人の買取伝票から彼女を見つけた。

『ふざけるな。人間が生きる意味って?死を意識してから安息が・・・・ってなんだ』
猛烈に腹が立った。自分は突然死の宣告を受けたのに・・・

彼女に電話をして、自分の中に二つの感情があるのに気づいた。
猛烈な怒りと、彼女がまだ生きていた喜びと。

彼女が電話に出たとき、後者の気持ちだけになったことに驚きながら
彼女の気持ちを聴いた。『つらかったね。だけど死んじゃダメだよ。
・・・・・解るんだ、君の気持ちが。君は不治の病で余命一年だと
考えてごらん・・・・・・・』


彼女に電話して、自分の事を、目を背けてきたこととあらためて向き合うことになった。
ほほをかすめる風の音、夕日・・・
この世はなんて美しいんだろう。五感で世界を感じるのは生きているものの特権だ。
生きているうちにできること、きっとあるよ。
この世に生まれた理由、幸せになりたくてあがくため・・・・。
意味があるから生きるのではなく生きることに意味があるんだよ。





短編なのに何度聞いても勇気づけられます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やなせたかしさんの訃報

2013-10-15 | Weblog
やなせたかしさんは100歳まで生きると思って居ました。

やなせ先生、
夢をありがとうございました。
あんぱんまんに初めて出会ったのは
保母として、子どもたちに読み聞かせた時です。
あんぱんまんの絵本に初めて出会ったときは、本当に驚きました。
はじめは この本を幼児に与えて良いのかと悩みました。
空腹な人を救助に行き、『僕の顔を食べなさい』と差し出すのですから。
ところが、子どもたちの反響は素直でした。
すぐに人気者になったのです。

私にとっては、『詩とメルヘン』がやなせ先生の思い出です。
ずっと購読していました。
『詩とメルヘン』に出会った時も、あんぱんまんにであっった時より
おどろきました。
なんて素敵な本なのだろう。
やなせ先生の優しさに満ちた本。

やなせ先生に出会えて幸せでした。


ご冥福をお祈りします。



   『正義というのは、ミサイルを撃ち落とすことではなく、世界に
   飢えに苦しむ人がいたら、食べ物を届けることなんだよ。』


やなせ先生のことばが胸に響きました。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さだまさし

2013-10-13 | Weblog
40年  4000回のコンサート
単純計算で一年に100回。
3.6日に一回
生さだ、
テレビ
小説家の顔
新曲も作るから作詞家、作曲家の顔


一体
どんな風に暮らしているの

東日本大震災の慰問にも何度も行かれたし
鉄人、哲人 

どうか健康で長生きしてください。
私たちは
あなたにどんなに逢いたいか
一年に数回、あなたのコンサートに
足を運び
心のほころびを修復しながら
生きているのですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラジオ文芸館

2013-10-12 | Weblog
もう一つの余命       池田はるみ作

今、聞いています。
22歳で、肺がんのため余命1年と宣告された青年と、
厳しい現実に絶望して、自殺を考えていた少女の出会い。

『僕がこの世に生まれた意味はあった。君を助けることができて・・・』

君の笑顔が守れるならどんな苦しみにも耐えて見せる。
簡単には死なないよ。

僕には君が必要だった。
誰かに必要とされることがこんなに幸せだとは思わなかった。


ああこの笑顔を見るために、僕は生きて来たんだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さだまさしコンサート

2013-10-12 | Weblog


イラスト   中村 佑介氏


オープニングは パンプキンパイとシナモンティ、二曲目はバースデー、
聴きながら泣けて来ました。
私の葬式のBGMは さだまさしさんの歌にすると決めていましたが、
まだ曲名は決めていませんでした。今夜 決めました。

今日のコンサートはこれまでで最高でした。
これは いつも思う事なのですが。


「天晴 あっぱれ」のCDを買ってきました。39曲入っています。聴くのが楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しい時間

2013-10-12 | Weblog
いつも私の相談にのってくれたたいせつなひとが 今は癌と戦っています。
連絡が取れなくなって40日にもなるので、もしかしたら....................
と心配でなりません。

最近は、坂東三津五郎さんがすい臓がん、
片岡仁左衛門さんの病気を知りました。
昨日は、人間国宝の中村吉右衛門さんが味覚障害で10kgも痩せてしまったとか。

健康のありがたみを実感します。
どうか皆さんの病気が一日も早くなおりますように。
そして楽しい時間を過ごせますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義兄の姿

2013-10-12 | Weblog
小学校の校長職を定年で終えたあとの再就職がきつかったのか義兄は体調を崩し
てこの9年 闘病しています。ここ数年は認知症がすすみ、要介護の身分となりました。
元気な頃は多忙で 休み返上で働いていました。
家庭では怒りっぽい人で、小さな争いも多かったようですが、今は仏様のようだそうです。
まるで子どもに返ったようで 可愛いと姉は言いますが、目がはなせなくて世話もかかります。
今日は久しぶりに姉とコンサートに行ってきました。義兄は娘に頼んできたそうです。

「お母さんの靴下、イチゴで可愛い。」と言われたので
「ありがとう。お父さんも可愛い靴下欲しい?」と聞くと
「欲しい。」とにっこり。


姉は、夫の世話の前には実母の介護をしてきました。
行きたいところにも行けず、ずっと家族のために生きてきました。
今は夫の介護を健気に続けています。




私は、自分を振り返り、今夜のコンサートでは涙が止まらなくなりました。
夫の欠点ばかりが鼻につき、姑の家政婦のような生活にうんざりしていました。
何もかもがつまらなくっていらいら。

さだまさしさんが、式年遷宮の時に、ご奉仕をされた話を聴きながら、
神様は姿は見えないけれどおわしますと言う説明に頷いていました。

神様には感謝有るのみ。
ちょっと心を浄めて生きようと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

細野晴臣さん

2013-10-12 | Weblog
今日のラジオのインタビューで 細野さんの奢らない人柄が感じられました。
「東日本大震災を経て、作曲が出来なくなった。少し落ち着いた頃、
ひとの曲をたくさん聞いて、いいなあとおもった。
それまではひとの曲には興味がなく自分がよい曲を作らねばと思っていたが、
最近は 誰かがよい曲を作れるのであればそれでよいと思えるようになった。」
と語られたのが印象に残りました。
最近はカバーのCDをリリースしたそうです。
朝から至福の時を過ごしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OCTOBER リリーカサブランカ

2013-10-12 | Weblog
OCTOBER リリーカサブランカ

     さだまさし  天晴~オールタイム・ベスト~より






今日 君の誕生日 ふと思い出した
元気でいますか しあわせですか
君と二人きりで 祝ったあの日
しあわせなのが 切なかった


君を傷つけても 君が欲しかった
リリーカサブランカの儚く白い風が
部屋を包んでいた
10月 午後の陽射し 愛はたおやかに
時計回りにすぎて
もう 気が違う程に
遠ざかったその風景は色褪せない



今日 君の誕生日 今頃誰と
祝っていますか しあわせですか
別れの言葉さえ君に言わせた
リリーカサブランカの花の香り淡く
君の髪をとかした
今でも愛してる 苦しいほど
想う夜更けもあるけれど
君のしあわせ 祈っている
そう言ったらきれいごとだろうか

10月 午後の陽射し 愛はたおやかに
時計回りにすぎて
もう 気が違う程に
遠ざかったその風景は色褪せない






★★★★★★★★★★★★★★★★★★
切ない歌を聴きながら 涙が止まらなかった。
私は、10月生まれ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たいせつなひと

2013-10-12 | Weblog


   「たいせつなひと」        さだまさし  天晴~オールタイム・ベスト~より

      (さだまさし原作の映画の「解夏 げげ」のエンディングテーマ)




その手を離さないで 不安が過ぎ行くまで
哀しみのほとりで出会った その温かい手を

寂しいと口にすれば 生きることは寂しい
喜びと悲しみは 光と影のように
いつまでも 寄り添うもの


幸せと口にすれば 不幸ばかりが映る
何故かこの世に生まれ 迷いながらも生きる
あなたに 届くために

あなたの存在だけが
他の全てより 秀でてる
星や月や花や鳥や海や空よりも
際立っていて いとおしくて
たいせつなひと



その手を離さないで 不安が過ぎ行くまで
哀しみのほとりで出会った その温かい手を

愛ばかり集めたら 憎しみまで寄り添う
ささやかに傷ついて ささやかに満たされて
このいのちを生きたい

あなたの存在だけが
他の全てより 秀でてる
星や月や花や鳥や海や空よりも
際立っていて いとおしくて
たいせつなひと

その手を離さないで 不安が過ぎ行くまで
哀しみのほとりで出会った その温かい手を


その手を離さないで 不安が過ぎ行くまで
哀しみのほとりで出会った その温かい手を



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミックスサンドの形

2013-10-11 | Weblog


「ミックスサンド」で 私がイメージしたのは、
ハムサンドとエッグサンドと野菜サンドが盛り付けられたプレート。

出てきたのは ボリュームたっぷりの、まさにミックスサンド。
ハムと卵サラダとたっぷりの野菜を挟んだものでした。


たかが サンドイッチでさえ、これ程の違いが有るのだから、
人の心は中々推し量れない。

私は 最近 いらいらしています。ちょっとした事にも腹が立ちます。

人それぞれと思い直すとしましょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼方

2013-10-07 | Weblog
石田徹也の「彼方」に感情移入してしまい、今日は何もする気がおきなくて、ベッドに。

ヒトは年老いて、体にガタが来ると、彼岸に旅立つ日が近くなる。
河の手前に、ポンコツになった廃車が置かれている。よくみると、廃車と思ったのは老人の体。そばには看護師が立っている。

虚ろな目をした人間の哀しみ。


石田徹也は31歳で、命を断った。500枚もの作品を残して。

もっと生きて、幸せも描いて欲しかった。
ヒトは諦めないものだ、喩え、末期の癌におかされても、果敢に立ち向かったひとをたくさん知っている。愛する人が居れば諦めたりはしないのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

哀しみ

2013-10-07 | Weblog
桜塚やっくんの突然の事故死がどうにもやりきれない思いにさせる。37歳でまだまだやりたいことがたくさんあっただろうに。
最近観た映画「スープ」とリンクして、夜中に目が覚めた。あの主人公は突然落雷で、上司の美女と一緒に死んでしまいあの世へと。生まれ変わる時を待つ世界へ。
順番が来ると、スープを飲んだ者から過去の記憶を消してうまれかわる。スープを飲まなければ記憶を消さない人生を歩むことになる。
親子げんかをしたあと事故死したから どうしても娘に謝りたいと思い、あえてスープを飲まないで生まれ変わる。
娘を尋ねていき謝る事が出来て、一件落着。
不思議な映画。

誰でもが、心残りなく死ねるわけじゃない。
いっぱい言いたいことがあって、伝えたいことがあって、それでも、納得しないまま死んでいく。

今朝は、昨夜録画した「聖者のような芸術家になりたい~石田徹也」を観ました。


来年は静岡で展覧会がある予定なので是非観に行こう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山武司の引退試合

2013-10-05 | Weblog
今日は、中日ドラゴンズの最終試合であり山武司の引退試合です。
今年は、引退する人が多いですね。
昨夜は、ヤクルトの宮本慎也の引退試合でした。
親しんだ選手たちが、ピークを越えて、野球選手生活に終止符を打つ
のは、決心が要ることでしょう。
私は、中日ファンですから、これから 好きな選手が次々世代交代
する姿を見なければなりません。
今夜、山本昌投手が、山選手の為に投げました。
近い将来、大好きな山本昌投手も今夜のように送ることに・・・?!


ありがとう。山選手。
第二の人生でのご活躍をお祈りします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする