リオから航空機でイグアスの空港へ。そこからタクシーを飛ばして、イグアスの滝・ブラジル側へ。私はこの日、ブエノスアイレスで宿泊する為、タクシーを使ったが、時間があれば路線バスを使った方がいいかもしれない。
ブラジル側からはたくさんの細かい滝が落ちている様子と左側から大きな滝が落ちて来るのを見上げる形で見る事ができる。滝に近いので、防水機能が付いた服を持って行く事をお勧めする。
そして、タクシーを使って高速道路を通り、ブラジルとアルゼンチンの国境(確かパスポートを見せただけで簡単に通れた)を越え、アルゼンチン側へ。
アルゼンチン側からは滝に落ちる前のイグアス川の上を渡って行く。「悪魔の喉笛」といういちばん大きな滝が82メートル下に落ちていく様子を間近に見られるスポットに行けるのだ。
私は、「ナイアガラの滝」「ヴィクトリアの滝」「イグアスの滝」、世界三大瀑布に行ったが、行った季節を鑑みても、圧倒的に「イグアスの滝」がいちばん凄い。
こんな巨大な自然現象の前では、人間の存在はちっぽけなものだ。悩んでいる場合ではないと思ってしまう。
イグアスの滝、その破壊力ゆえ、100年間で30センチ後退していくそうだ。
夕方になり、飛行機の出発時間も迫ってきたので、タクシーで空港へ向かう。
(1986年)
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