りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方新潮社このアイテムの詳細を見る |
何か、日本の「教育」がおかしいと思い始めて、数年。もちろん、個々には、熱心に子供達と相対している先生方もいる事だと思います。
私事でなんですが、昨年、僕は、小学校の校長先生に会いに行きました。あまりにもひどい「アンケート」が「市の教育委員会」の要請で、小学校から配られ、その内容のあまりの無さ、無神経さに、一度、校長と話を一対一でしたかったからです。
平日の金曜日、僕は休みを取って、校長室に行きました。そして、校長と話をして、五分で嫌になりました。何のビジョンも無く、教育委員会の「しもべ」という事が明確に分かったからです。何故なら、彼のしゃべりには、「気持ち」がありませんでした。言っていることは、素晴らしい事の様に聞こえる内容なのですが、矛盾だらけ。
校長もしがない「中間管理職」なのでしょう。
僕は、いつも思っています。子供には、「教える」のではなくて、「教わる」のだと。
だから、子供達には「遊ぶのが子供のお仕事」と言って、育ててきました。
それぞれの人間が、それぞれのベクトルで、一つ一つ、違った才能を持っています。それを同じ尺度で測ろうというのが日本の教育です。
先日、本屋で一冊の文庫本を見つけました。ちょっと、立ち読みして気になったので、買っておいたのを二時間位前から読み始め、今、読了しました。
何も言う事はね僕にはありません。この本を読んでみて下さい。