11月23日(金)、メッチャ遅めの夏休みを取って、日本から逃亡。仙川から京王線・都営新宿線で本八幡まで。京成の八幡で特急に乗り、成田空港第1ターミナルに14:30に着く。電車の中で着信した番組プロデューサーと携帯で話しながらエスカレーターに乗っていたら、バランスを崩し、なおかつ携帯を壊すまいとした為、エスカレーターをスーツケースと一緒に見事、転がり落ちた。後ろの男性が「僕の上に落ちてきたスーツケース」を止めてくれなかったら、大変な事になっていたと思う。それでも、右目の下から出血、額三ヶ所からも出血。京成の改札の女性に「大丈夫ですか?」と言われてしまった。大丈夫も何も、鏡を見てないので、どれくらいのダメージを受けているか分からない。パスポートチェックを済ませて、薬局でオキシドール?を買い、トイレへ。思った程では無かったので、傷口を消毒。
南ウィング4階に上がったら、ちょうど「シンガポール航空12便」のチェックインのアナウンス。速攻で並んで、いつものキャビンアテンダントの前の席を確保。良かったぁ~。前が空いているのとそうでないのとでは長いフライトは大違い。レンタル携帯を借り、早々に通関。フライト3時間前。免税店には全く興味が無いので、雑誌「FRIDAY」を買ったら、消費税分安かった。このブログでも紹介したSONYのNW-A919は16ギガも音楽を入れられて、1セグも付き、最高。今まで持っていたのが1ギガだったのですぐ一杯になり、CDを買う度に曲を入れ替えていたのだ。SONYのMP3を聴きながら、雑誌を読んでいたら、寝てしまった。
飛行機は定刻より15分程遅れ、18:45フライト。「シンガポール航空」の機内サービスは世界一と聞いて、ワンランク上げて、SQにしたのだが、機内食もサービスもいまいちだつたなぁ~。原油高の為、費用削減なのかなぁ。
LAX(ロスアンジェルス)には、11月23日の昼過ぎに着いた。日付変更線を越えたから時間が戻ったのである。「時をかけるおじさん」ではない。
Hertsレンタカーで予約していた「Prius」を借り、とにかく、マンズチャイニーズシアターへ。ナビが付いて無いので、結構迷う。適当に路駐して、我が愛する「マルクス兄弟」や「ハロルド・ロイド」などのサインを撮影。唯一撮影所として現存する「Paramount Pictures」の門の前で写真を撮る。感動。
18:00過ぎには空港近くの「シェラトンH(2つあるうちの安い方)」にチェックイン。安いだけあって、クーラーも何にも無い。仕方なく、ホテルマンにコンビニの場所を訊き、買い出し。ここから悪夢の食生活が始まる事になる。カップメン2個、ソーセージの缶詰2つ、いわしの缶詰1個、フランスパンの固いサンドイッチ2個入り1セット、ダイエットビール2本、おつまみに「ハチミツ味のナッツ」。缶入りカクテル2本。それと、ミネラルウォーターを数本。
ホテルに帰ったら、お湯を沸かす機械が無かった。つまり、カップ麺はオアズケ。固いサンドイッチを1つ食べ、「ナッツ」でビール2本。インターネットは繋がるが、1日1000円も取られるので止めた。
11月24日、この日は結果的に大変な一日になった。ロスからサンフランシスコまで、車で5~6時間の行程。ルート5には何とか乗れたのだが、サンフランシスコの手前、サンノゼで降りてしまい、街をグルグル。結局、「シェラトンH」のフロントのお兄さんにサンフランシスコのホテルまでの道を教えて貰う。これでやっとホテルに着けると安心したのが間違い。サンフランシスコのホテルは繁華街のど真ん中。しかも「一方通行」の多い事。迷いに迷ったあげく、レストランを閉店しかけていた女性に訊いてやっとたどり着く。ロスのホテルを出たのが午前10時。サンフランシスコのホテルに着いたのは午後11時。13時間かかった事になる。「ハイブリット車」に乗りたい為に「ナビ」を断った自分が情けない。でも、昔は「ナビ」など無かったのだから、「旅」とはこういうものかもしれない。
晩飯を食べて無かったので、ホテル横の「タイ料理店」で「ワンタンメン」と「ライス」。ビールが飲みたかったが、置いてないとの事。
ホテルの部屋に戻り、飲んでいなかった缶入りカクテルを2本グビグビ。
午後11時就寝。
11月25日、目が覚めたら、午前11時19分。とりあえず、ケーブルカーにでも乗りまひょ・・・と思って、乗り場に行くと観光客の大行列。アルカトラス島だけには行っておかないと・・・とタクシーを飛ばし、乗り場に行くが本日のチケット、SOULD OUT。映画『メル・ブルックスの新・サイコ』の撮影現場ともなった「ゴールデン・ゲートブリッジ」の真下まで行く。天気はいい。歩いていると暑いくらい。お腹が減ったので、世界一大きいと言われる「サンフランシスコのチャイナタウン」で昼飯。ご飯にカレーをかけたものとワンタンメンを注文すると変な顔をされた。ビールを飲み、紹興酒の小瓶を空ける。
疲れたので、ホテルに帰還。夕方から、ジーパンを洗って、明日以降のスケジュールを考え、午後6時には就寝。しかしながら、夜中に寒くて何度も起きてしまう。
11月26日、目覚ましで午前7時に目が覚めたので、出発。一昨日買った、サンドイッチの残りを食べる。出発してしばらくすると、眠気が襲って来たので、道端に車を止め、爆睡。1時間ほど寝て、ロスへは101号という海べりの道で帰る事になる。「ナビ」が無いからしょうがない。次から次へと出て来る道路標識を読んで、道を選ぶのだ。本当はロスを通らず、「ロス」せずに、グランド・キャニオンを目指すはずだったのだが・・・
ロスからは国道15号から40号へと乗り継げば、グランド・キャニオンへの道に出る。国道15号を見つけるのがかなり心配だったので、ロスで給油した際、スタンドのおじさんに教えて貰う。このセルフサービスの給油も三回したが、上手くいったためしがない。ガソリンは安い。満タンにしても40ドルいかない。日本が高すぎるのかもしれない。アメリカ自身、油田を持ってるし。
そして、午後8時30分、映画『激突!』に出て来る様な巨大トラックの間を必死で縫って、グランド・キャニオンまであと3時間の「ハンプトンホテル」に泊まる事にした。値段は113ドル+税と高かったが、こうして快適な環境でインターネットも使え、近くにデニーズもあり(アメリカ人って、こんなに太っているとは・・・今日、デニーズで食べていて、脂肪の塊の様な夫婦を見た時、こんな食事をしていたら、太るわなぁ~と思った。ダイエット・コークを頼んだら、メッチャでかいコップで出て来てビックリした。デニーズにビールがなかったのはショック)、ホテル近くのデリでビールもゲット。この文章を書き終わったら、「IT‘s ビールタイム!」なのだ。明日のチェックアウトは正午。ゆっくり寝よう。
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
弱冠25歳のスティーブン・スピルバーグが監督し、その才能を世に知らしめた伝説のサスペンス。ハイウェイで乗用車を走らせる男が、追い越したトラックに執拗に付け狙われる。“ユニバーサル・ザ・ベスト¥1,800”。※5月10日までの期間限定出荷
内容(「Oricon」データベースより)
カリフォルニア州を南へ車で向かうデイヴィッドの前に、大型トレーラーが立ちふさがる。イライラして、このトレーラーを追い抜いたが最後。デイヴィッドはトレーラーに究極の恐怖を味合わされることに…。スティーブン・スピルバーグの監督デビュー作。