以下、『人工衛星クイズ』の内容をウイッキペディアから引用してみよう。
『人工衛星クイズ』は、日本テレビ系列で放送された視聴者参加型クイズ番組。1984年3月22日と3月29日の2回のみ、『木曜スペシャル』の枠で特番の形で放送された。
概要
同局『アメリカ横断ウルトラクイズ』の制作スタッフが新たに制作した、今日でいうスピンオフに当たるクイズ番組だった。
男女2人のチームが地図に関する早押しクイズに答え、 正解すると指令を受け宝探しに挑戦する。宝探しは海外にいる山下真司に行ってもらい、日本テレビのスタジオと現地とを結ぶ、大西洋上とインド洋上にある人工衛星を通じて指示を出す。指示は声だけが聞こえ、解答者の姿などは山下には見えていなかった。出される謎は、現地とその人々に関連する話、伝わる話や歴史、民話などから作られている。宝が隠された地域の広さは、東京23区に相当するとされていた。
1回の放送で2つの宝探しが行われた。それぞれの宝探しの前に「予選クイズ」がある。3組の出場チームが画像による早押しクイズを行い、勝ったチームが宝探しに挑戦できる。
宝探しは3段階に分けられ、第1問と第2問で宝を見つける手がかりの品を見つけ、第3問で実際の宝を探す。制限時間は45分。
賞金は、第1問と第2問は、正解の品にたどり着くまでの時間により決められ、15分以内であれば30万円、以後1分超過ごとに2万円ずつ減額。第3問は、100万円からそれまでの獲得賞金を引いた残り。ただし、制限時間内に見つけられない場合は0円となる。
3月22日の第1弾はチュニジア、3月29日の第2弾はスイス・アルプス・レマン湖近辺で宝探しを展開。
スイスでのスタート地点は「ロッシェ・ド・ネ」山頂で、使用したヘリコプターは最高時速300kmを誇ったスイス山岳救助隊の「ベル・ジェットレンジャー206」。人工衛星回線はインテルサットIVと同IV-Aを使用した。
出演者
児玉清(司会)
山下真司
福留功男(リポーター。ウルトラクイズとの関連を強調するためだけに登場するもので、番組開始前のオープニングにしか出演しない)
大平透(天の声)
後日談
放送されてから32年後の2016年8月24日に、テレビ朝日系列の『マツコ&有吉の怒り新党』で、視聴者からの投稿により放送された。