1978年正月、僕は友だちのM君と一緒に梅田・三番街シネマ3でこの映画を観た。当時、映画館は指定席制ではなく、開き放たれたドアの外から背伸びしてこの映画を観た記憶が鮮明に残っている。大学受験の直前だった。この映画からプロデューサーの一人であるハリー・サルツマンが抜け、アルバート・R・ブロッコリ単独プロデュースになり、ユーモアありパロディあり激しいアクションシーンありのエンタテインメントになったのだ。「ブレージングサドル」と並び、僕の大好きな映画ベスト1に入れたい作品。
その後、「007シリーズ」は脚本家リチャード・メイボウムの死によって低迷するが、「007/カジノロワイヤル」で復活する。脚本にポール・ハギスを起用したおかげだろう。
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