テレビ神奈川で、日曜の24時から再放送している、1994年制作の連続ドラマ「29歳のクリスマス」を毎週楽しみに見ている。
脚本は鎌田敏夫。出演者は、山口智子、柳葉敏郎、松下由樹ほか。
このドラマを見ていると、「コンビニ」でいつでもなんでも手に入る事、「スマホ」でどこでも連絡が取れるという事が本当に「心にとって素晴らしい事」なのか、疑問に思ってしまう。
モノはなかなか手に入らないから、手に入った時、感動する。連絡はなかなか取れないから、ドキドキする。
通勤電車の中で黙々とゲームをしたり、映画やテレビ番組をスマホで見たり。映画館で心に響く映画を観た後、喫茶店やバーでその余韻を味わいながら過ごす一刻。録画予約もできないので、学校から駆け足で帰って見た土曜よる8時の「刑事コロンボ」。
そんな人間臭い感動が昭和にはあった様に思う。
「便利」という二文字が人間の生活をのっぺりさせている事は間違いないだろう。
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