1977年のお正月映画として、1976年12月18日に同時公開された二大大作。「キングコング」の方がイタリア系独立系プロデューサー、ディノ・デ・ラウランティスの製作。配給は「東宝東和」。「カサンドラ・クロス」の方が同じく、イタリア系独立系プロデューサー、カルロ・ポンティ(この人はソフィア・ローレンの夫)。配給は「日本ヘラルド映画」。
「キングコング」の方はキングコングに拐われたヒロインのジェシカ・ラングがキングコングの手のひらで濡れている姿がとてもエロチックだった。人間の勝手で棲む島からニューヨークへ連れて来られたキングコングの姿が哀れだった。
「カサンドラ・クロス」は僕の大好きな鉄道を舞台にした映画。細菌に感染した一名のゲリラが逃げ込んだ列車。そこには1000名の乗客が乗っていて、政府は列車ごと朽ち果てた鉄橋で列車を墜落させ、乗客とゲリラを殺そうとする。口封じと怖しい細菌を滅亡させる為に・・・
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