映画「オードリー・ヘップバーン」を観た。
大女優をその幼少期から死去まで、関係者の証言と出演映画で描いている。
「ローマの休日」のアン王女を演じたオードリー・ヘップバーンは神々しいほど美しく、とっても可愛い。
髪をショートカットに切って、ローマの街をバイクで走るシーンも印象的だったが、やはりラストシーンだろう。
一人のお転婆な女の子から王女に戻ったヘップバーンがグレゴリー・ペックの新聞記者に会見で質問される。
「今回の旅で最も印象に残った街はどこでしょうか?」
ヘップバーンはしばし考え、
「ROME(ローマ)」と微笑を浮かべて答えるのである。
映画史上に残る名シーン。
晩年、ヘップバーンはユニセフの活動で、戦地の子供たちのところを訪ねる。それは、「見返りを求めない無私の愛」。
こんな大スターが今後生まれることがあるのだろうか?
「配信の無い時代」、オードリー・ヘップバーンと会えた僕は幸せ者だ。
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