この映画は高校時代に観たのだが、いろんな事が気になった。
当時、ワーナー・ブラザースと20世紀FOXが高層ビルの火災を扱った映画をそれぞれ作ろうとしていた。
それでは一本にして、共同製作しようという事になる。
日本ではワーナーが配給すると、東急松竹系、FOXが配給すると、東宝系でロードショーされるという取り決めがあった。
結果、この映画はワーナーが配給する事になる。僕は三宮の国際松竹で観た。
そして、スティーブ・マックィーンとポール・ニューマンのW主演。テロップの出方も気になっていた。
最初のテロップ、左下にマックィーン、右上にポールニューマンだったという様に思う。
ヘリコプターが飛んで、火災が起こる高層ビルへとカメラは移動する。
今はドローンがあって、こんなショットはすぐ撮れるのだろうが、40年以上前は簡単な事ではなかった。
監督は、「キングコング」のジョン・ギラーミン。アクションシークエンスの監督がプロデューサーでもあるアーウィン・アレンだと記憶している。
この頃は毎年、アメリカ映画の大作がロードショーされたものだ。
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