刀 石州貞綱
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/15/13cfd5feeed86323ebb441d6d9f30099.jpg)
刀 石州貞綱
南北朝後期の貞綱と極められた作。南北朝中期までの大振りな造り込みから古作に戻ったかのような姿格好。地鉄は良く詰んだ小板目肌に見えるが、繊細な地景で杢目が浮かび上がっており、地沸が絡んでしっとりとした潤い感のある地相。所々に流れ肌が窺え、総体に躍動感に満ちている。刃文はこの工の特徴と言える焼頭に丸みのある矢筈風の互の目出来。匂口柔らか味があり、刃境に繊細なほつれが掛かり、淡い足は刃中に流れ込む。帽子は刃文と調子を同じくした乱れ込みで、浅く返る。
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刀 石州貞綱
南北朝後期の貞綱と極められた作。南北朝中期までの大振りな造り込みから古作に戻ったかのような姿格好。地鉄は良く詰んだ小板目肌に見えるが、繊細な地景で杢目が浮かび上がっており、地沸が絡んでしっとりとした潤い感のある地相。所々に流れ肌が窺え、総体に躍動感に満ちている。刃文はこの工の特徴と言える焼頭に丸みのある矢筈風の互の目出来。匂口柔らか味があり、刃境に繊細なほつれが掛かり、淡い足は刃中に流れ込む。帽子は刃文と調子を同じくした乱れ込みで、浅く返る。
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