今日から保健体育の授業が始まりました。
学校に体育館まではないので、ちかくの工場の体育館を借ります。
体育って何やるのかな~、今更、飛んだり跳ねたり走ったりなんて
できないっスょ・・・・。
講師と思われる女性の方がいて、多分、40代だと思う。
先生の体験談を聞きながら、体操を折り混ぜながら、プロになるに
あたっての心構えというか、考え方などを教えてくれる。
話を聞いていると、一体、この人は何者なのだ?ってなほどの経験者。
まず、看護師であることは間違いないようなのだが・・・
大学行ったり、大学院も行ったり、海外にも行っていたり・・・
ソーシャルワーカーもやっているみたいだし・・・・
現在は様々な看護学校から大学、各種専門学校でも教えているみたいだし。
かと思えばデイとかで機能訓練もやっているみたいだし・・・。
小児、老年、精神などにも精通していて、すごすぎ。
印象に残った話を3つほど。長いっすよ。笑。
今の私のいるクラスは准看の資格を持つ人がいるので年齢層も幅広く
医療業界以外で働いてきた人達もいるわけで。
しかし、平成生まれ、および24歳以下も結構多い。
これ、「ゆとり教育世代」
ゆとり教育世代は、わからないことがあっても人に聞くことが
プライドが邪魔してできないそうな。みんなで何かやるときも
指示されるまで、何もしないか、勝手にやりはじめるとか、
そんなコ達ばかりだそうで。漢字も読めない、計算も出来ない。
自分の頭で考えることができないそうで。
それを念頭に入れて彼らとは接しなければならない。
今回、ちょっと頭を使う体操をまず二人ペアでやったのね。
次に四人でやるのさ。ここでちょっと考えないと出来ないんだけど。
成功した順に着席するんだけど、OVER30のうちら4人は2回目で成功し着席
周りを見渡すと、やはり年齢が高い順にできる。
いつまで経っても出来ないのは、まさしく、ゆとり世代。
で、それを今度は全員で円陣組んでやるわけさ。
頭を使わなきゃいけないから、順番にやったほうがいいだろうって
声に出したわけではないが、自ずとそうなり、声を掛けあい無事成功。
これが、レギュラーコースと言われる高卒から入ってくる
クラスだと、こうはいかないらしい。勝手にあっちこっちで始まり
ぐちゃぐちゃになり終わるらしい。
へぇ~。
とある大学で、保健体育の授業を始める前に一人の学生が
小走りにもう一人に近寄り「おはよう!!」と両手で相手の肩に
体重をちょっとかけてタッチ(馬跳びのような感じ)をしたら・・・
背骨が折れたそうな・・・・・・。
これが、ジャンクフードを食べて育った子供の実態だそうな。
その後、大変だったのは加害者となってしまった子の心のケアだったと言う。
手を握るとき、どっちを向けて握るか。
昔、六本木の回転ドアに子供が挟まって亡くなった事件。
母が子を引く手の向きが反対だったら違っていたはずだと。
手のひらの向きで肩の関節可動域が変わる。
私たち、看護師になるにはプロとして、そこまで考えるべき。
関節可動域が抑制される向きで手を繋ぐと、とっさのときに
手を引くことが出来ず相手をフォローしきれなくなる。
考えたことなかった・・・・。
とっさの時に相手が転倒しない為に相手のどこを支えるかってのは
考えていたけど、自分の体の可動域までは考えていなかった・・・。
その後、全国から回転ドアは無くなりつつあるが、そうじゃないと。
その子が、回転ドアに挟まるまでにお母さんは、看護師、保健師、
保育士、と様々なプロに出会ってきているはずなのに誰も子供の
安全な手の繋ぎ方を教えることが出来なかったのが問題であると。
先生が言った。
「みんな、手をブラブラと振ってみて。」
ブラブラ~っと何も考えずに振ってみた。みんな同じように。
縦っていうのかな、おいでおいで~の速い版みたいな感じ。
「何でそう振るの?それはどこで覚えたの?
テレビなり体育の授業なりで覚えてきたと思うけど、
高齢者の関節の動きを考えたことある? それできないんだよね。」
!!!
高齢者はできなければやらない。人によっては手を隠したりする。
やらなければ、関節は固くなり動かなくなり自分で食事すらできなくなる。
食事をするための関節の動きは横にブラブラさせることだ。
また昔の乳がんの手術なんかは、リンパからなにから全部もぎとるので
腕が上がらない人もいる。そんな人がわざわざ声を大にして手の上がらない
理由は言わない。
ルーチンではいけないのだ。
准看とったからってうかれてちゃいけないのだ。
頭は使う為にあるものだし、まだまだ学ぶことがたくさん。
私の漠然とした看護像は、生活に溶け込む看護師。
病院の枠だけに収まらず、外にも出たい。
できれば僻地医療に挑戦したい。
この先生に出会った事は私には非常に大きい。
そして、すっぴんなんだけど、とても生き生きしていて
こんな風に年齢を重ねられたらいいな~って思う。
先生が関わっているデイに夏休みにでも遊びに来ないかと誘われた。
もちろん、次回、連絡先を交換する約束をしました。
いろんなコトを吸収させていただきたいです。
学校に体育館まではないので、ちかくの工場の体育館を借ります。
体育って何やるのかな~、今更、飛んだり跳ねたり走ったりなんて
できないっスょ・・・・。
講師と思われる女性の方がいて、多分、40代だと思う。
先生の体験談を聞きながら、体操を折り混ぜながら、プロになるに
あたっての心構えというか、考え方などを教えてくれる。
話を聞いていると、一体、この人は何者なのだ?ってなほどの経験者。
まず、看護師であることは間違いないようなのだが・・・
大学行ったり、大学院も行ったり、海外にも行っていたり・・・
ソーシャルワーカーもやっているみたいだし・・・・
現在は様々な看護学校から大学、各種専門学校でも教えているみたいだし。
かと思えばデイとかで機能訓練もやっているみたいだし・・・。
小児、老年、精神などにも精通していて、すごすぎ。
印象に残った話を3つほど。長いっすよ。笑。
今の私のいるクラスは准看の資格を持つ人がいるので年齢層も幅広く
医療業界以外で働いてきた人達もいるわけで。
しかし、平成生まれ、および24歳以下も結構多い。
これ、「ゆとり教育世代」
ゆとり教育世代は、わからないことがあっても人に聞くことが
プライドが邪魔してできないそうな。みんなで何かやるときも
指示されるまで、何もしないか、勝手にやりはじめるとか、
そんなコ達ばかりだそうで。漢字も読めない、計算も出来ない。
自分の頭で考えることができないそうで。
それを念頭に入れて彼らとは接しなければならない。
今回、ちょっと頭を使う体操をまず二人ペアでやったのね。
次に四人でやるのさ。ここでちょっと考えないと出来ないんだけど。
成功した順に着席するんだけど、OVER30のうちら4人は2回目で成功し着席
周りを見渡すと、やはり年齢が高い順にできる。
いつまで経っても出来ないのは、まさしく、ゆとり世代。
で、それを今度は全員で円陣組んでやるわけさ。
頭を使わなきゃいけないから、順番にやったほうがいいだろうって
声に出したわけではないが、自ずとそうなり、声を掛けあい無事成功。
これが、レギュラーコースと言われる高卒から入ってくる
クラスだと、こうはいかないらしい。勝手にあっちこっちで始まり
ぐちゃぐちゃになり終わるらしい。
へぇ~。
とある大学で、保健体育の授業を始める前に一人の学生が
小走りにもう一人に近寄り「おはよう!!」と両手で相手の肩に
体重をちょっとかけてタッチ(馬跳びのような感じ)をしたら・・・
背骨が折れたそうな・・・・・・。
これが、ジャンクフードを食べて育った子供の実態だそうな。
その後、大変だったのは加害者となってしまった子の心のケアだったと言う。
手を握るとき、どっちを向けて握るか。
昔、六本木の回転ドアに子供が挟まって亡くなった事件。
母が子を引く手の向きが反対だったら違っていたはずだと。
手のひらの向きで肩の関節可動域が変わる。
私たち、看護師になるにはプロとして、そこまで考えるべき。
関節可動域が抑制される向きで手を繋ぐと、とっさのときに
手を引くことが出来ず相手をフォローしきれなくなる。
考えたことなかった・・・・。
とっさの時に相手が転倒しない為に相手のどこを支えるかってのは
考えていたけど、自分の体の可動域までは考えていなかった・・・。
その後、全国から回転ドアは無くなりつつあるが、そうじゃないと。
その子が、回転ドアに挟まるまでにお母さんは、看護師、保健師、
保育士、と様々なプロに出会ってきているはずなのに誰も子供の
安全な手の繋ぎ方を教えることが出来なかったのが問題であると。
先生が言った。
「みんな、手をブラブラと振ってみて。」
ブラブラ~っと何も考えずに振ってみた。みんな同じように。
縦っていうのかな、おいでおいで~の速い版みたいな感じ。
「何でそう振るの?それはどこで覚えたの?
テレビなり体育の授業なりで覚えてきたと思うけど、
高齢者の関節の動きを考えたことある? それできないんだよね。」
!!!
高齢者はできなければやらない。人によっては手を隠したりする。
やらなければ、関節は固くなり動かなくなり自分で食事すらできなくなる。
食事をするための関節の動きは横にブラブラさせることだ。
また昔の乳がんの手術なんかは、リンパからなにから全部もぎとるので
腕が上がらない人もいる。そんな人がわざわざ声を大にして手の上がらない
理由は言わない。
ルーチンではいけないのだ。
准看とったからってうかれてちゃいけないのだ。
頭は使う為にあるものだし、まだまだ学ぶことがたくさん。
私の漠然とした看護像は、生活に溶け込む看護師。
病院の枠だけに収まらず、外にも出たい。
できれば僻地医療に挑戦したい。
この先生に出会った事は私には非常に大きい。
そして、すっぴんなんだけど、とても生き生きしていて
こんな風に年齢を重ねられたらいいな~って思う。
先生が関わっているデイに夏休みにでも遊びに来ないかと誘われた。
もちろん、次回、連絡先を交換する約束をしました。
いろんなコトを吸収させていただきたいです。