今回はあんまり面白くはないかな〜と思いつつ、ちょっと気になった単語があったので、それについて書くことにしました。その単語とは、はい、標題にある、Claim(クレーム)という単語です。クレーム(claim)は、日本語になっていますよね。苦情とか、文句とか、否定的な意味合いの名詞として使われますね。クレームがあった、とかですね。では英語ではどうかというと、名詞としては…当然の、それなりの正当な権利がある、等の意味合いを持つ、要求、請求、主張…あるいは、(要求する)権利とか資格といった意味があります。まあ、その語感から、もともとは正当な要求とか主張という意味合いがあるclaimも、謙譲の美徳が重んじられる日本の文化の中では、例えそれが正当なことであったとしても、それを強く主張するという態度は嫌われる傾向性があるため、理不尽な要求とか請求等の否定的な意味合いの言葉として定着したのではないでしょうか(あくまで私見ですが)。 claim (クレーム)の一般的使い方の例文は以下の通りです。
John claimed that what he did was the right thing to do. (ジョンは自分が行ったことは正しいことだと主張した。)
I don’t think it is a legitimate claim. (それは正当な(レジィティミット(トは舌を上の歯の下でほんの軽くはじくだけ)な要求ではないと思うよ。)
I have a claim to this money as I have earned it. (この金は僕が稼いだんだから、僕がもらう権利があるさ。)
あ、あと、claimと言えば、どこの空港にもこんなところがありますね。
Baggage Claim(バゲッジクレィム)=「荷物受取所」ですね。そして、荷物を取りに行く時に必要なのが、A baggage-claim tag=「手荷物預かり証」です。動詞のclaimは「荷物を預ける」という意味もあります。なので、以下のような使い方もしますね。
Where do I claim my baggage? (荷物はどこで預けたらいいの?)
さて、ここまでのclaimは、使い方はちょっとずつ違うものの、基本、何かを要求する、請求する、もらう、と、人が主語で、何かを求めるといった意味を持つclaimでしたよね。しかしです!そのclaim、実は思いがけない意味を持っているのです!そう、このclaimも、私たちにとって、実は思いがけない単語たちの仲間だったのです!(「ちょっとおおげさ…(ひく〜)」)あ、ですよね。失礼…(苦笑)。では、その思いがけない意味を持ったclaimを見てみましょう。
(1) 9/11-related illnesses claimed more victims than attack on New York. (ニュースのヘッドラインから)
(2) The sudden attacks claimed the lives of 3 people.
(3) The big fire claimed 100 homes.
さて、上の文章にあるclaimの意味、イメージ、つかめましたか?
(思案中)
(思案中)
…またまた思案中〜…
はい、もうわかりましたよね。その意味は以下の定義から理解してください!
Claim: To cause the loss of, usually by violent means(何らかの消失を引き起こすこと、通常は激しい・乱暴な・暴力的な・凶暴な手段による)
ということで、この思いがけないclaimの主語は、一般的な意味で使われるclaimと異なり、人間ではないということが重要です。人ではないのですから、〜を要求する、とか、〜を請求することはないわけですね。ではどういう意味を持つのかというと、上の定義からわかるように、「〜が〜を消してしまう、なくしてしまう」という意味になります。ですから、上記の例文(1)〜(3)の日本語訳は以下のようになります。
(1) 9/11-related illnesses claimed more victims than attack on New York. (ニュースのヘッドラインから) (9.11関連の病気は、ニューヨークへの攻撃でもたらされた犠牲者数以上の人々の命を奪うことになった。)
(2) The sudden attacks claimed the lives of 3 people. (突然の攻撃は3人の命を奪った。)
(3) The big fire claimed 100 homes. (その大火事は100件の家屋を焼失させた。)
どうでしょう?このクレーム、いや、claimの思いがけない意味とその使い方は?思いがけなかったでしょうか、それとも、そうでもなかったでしょうか?少なくとも私にとっては、思いがけない使い方でした!しかし、よくよく考えると、何かに対して強い力を持って対応する、処理する、といった意味を持っていると考えると、その主語が人ではなかった場合は、destroy、kill等の意味合いになるというのは理解できますよね。はやり共通の意味合いが存在するのではないかと思います。ということで、今回はclaimという思いがけない単語を取り上げてみました。少なくも私にとっては「思いがけない」単語でしたので…。
この記事を読んだ何人かの皆さんが、「ほ〜なかなかおもいがけない使い方をする単語だったよね〜」と思ってくださったら、大変うれしく思います(^^)。では、次の記事をお楽しみに…。See you in the next blog, guys. And in the meantime, please stay safe and well! See ya! Nao
John claimed that what he did was the right thing to do. (ジョンは自分が行ったことは正しいことだと主張した。)
I don’t think it is a legitimate claim. (それは正当な(レジィティミット(トは舌を上の歯の下でほんの軽くはじくだけ)な要求ではないと思うよ。)
I have a claim to this money as I have earned it. (この金は僕が稼いだんだから、僕がもらう権利があるさ。)
あ、あと、claimと言えば、どこの空港にもこんなところがありますね。
Baggage Claim(バゲッジクレィム)=「荷物受取所」ですね。そして、荷物を取りに行く時に必要なのが、A baggage-claim tag=「手荷物預かり証」です。動詞のclaimは「荷物を預ける」という意味もあります。なので、以下のような使い方もしますね。
Where do I claim my baggage? (荷物はどこで預けたらいいの?)
さて、ここまでのclaimは、使い方はちょっとずつ違うものの、基本、何かを要求する、請求する、もらう、と、人が主語で、何かを求めるといった意味を持つclaimでしたよね。しかしです!そのclaim、実は思いがけない意味を持っているのです!そう、このclaimも、私たちにとって、実は思いがけない単語たちの仲間だったのです!(「ちょっとおおげさ…(ひく〜)」)あ、ですよね。失礼…(苦笑)。では、その思いがけない意味を持ったclaimを見てみましょう。
(1) 9/11-related illnesses claimed more victims than attack on New York. (ニュースのヘッドラインから)
(2) The sudden attacks claimed the lives of 3 people.
(3) The big fire claimed 100 homes.
さて、上の文章にあるclaimの意味、イメージ、つかめましたか?
(思案中)
(思案中)
…またまた思案中〜…
はい、もうわかりましたよね。その意味は以下の定義から理解してください!
Claim: To cause the loss of, usually by violent means(何らかの消失を引き起こすこと、通常は激しい・乱暴な・暴力的な・凶暴な手段による)
ということで、この思いがけないclaimの主語は、一般的な意味で使われるclaimと異なり、人間ではないということが重要です。人ではないのですから、〜を要求する、とか、〜を請求することはないわけですね。ではどういう意味を持つのかというと、上の定義からわかるように、「〜が〜を消してしまう、なくしてしまう」という意味になります。ですから、上記の例文(1)〜(3)の日本語訳は以下のようになります。
(1) 9/11-related illnesses claimed more victims than attack on New York. (ニュースのヘッドラインから) (9.11関連の病気は、ニューヨークへの攻撃でもたらされた犠牲者数以上の人々の命を奪うことになった。)
(2) The sudden attacks claimed the lives of 3 people. (突然の攻撃は3人の命を奪った。)
(3) The big fire claimed 100 homes. (その大火事は100件の家屋を焼失させた。)
どうでしょう?このクレーム、いや、claimの思いがけない意味とその使い方は?思いがけなかったでしょうか、それとも、そうでもなかったでしょうか?少なくとも私にとっては、思いがけない使い方でした!しかし、よくよく考えると、何かに対して強い力を持って対応する、処理する、といった意味を持っていると考えると、その主語が人ではなかった場合は、destroy、kill等の意味合いになるというのは理解できますよね。はやり共通の意味合いが存在するのではないかと思います。ということで、今回はclaimという思いがけない単語を取り上げてみました。少なくも私にとっては「思いがけない」単語でしたので…。
この記事を読んだ何人かの皆さんが、「ほ〜なかなかおもいがけない使い方をする単語だったよね〜」と思ってくださったら、大変うれしく思います(^^)。では、次の記事をお楽しみに…。See you in the next blog, guys. And in the meantime, please stay safe and well! See ya! Nao