表現105)I will get it straightened out.(僕が事を解決してやるよ。)
今回の表現は日常の会話でよく使われる(使う)ものなので、特に「へえ~」って思うものではないです。なので、知っている人は流してください。ストレート(straight)は「まっすぐな、一直線の、はっきりした、等」の意味を持つ形容詞、あるいは、「まっすぐに、正しく、連続して、等」の意味を持つ副詞の場合もありますね。あ、副詞はですね。動詞にかかる(修飾する)言葉のことを言います。つまり、Come straight home, honey.(まっすぐに家に帰ってくるんだよ。/注:honeyは、親しい人に対する呼びかけの言葉)の場合は、「まっすぐに帰ってくる」と、straightが動詞のcomeにかかって(修飾して)ますよね。なので、この場合のstraightは副詞。でも、Look. This is a straight line(いいかい。これはまっすぐな線だよね。)という時のstraightは、名詞のlineにかかっている。なので、これは形容詞、というわけです。では、次の文のstraightは?
Mark. Be straight with me, will you?
(マーク。お願いだから、はっきり言ってくれよ。)
これは形容詞ですね。ストレート(包み隠さずにいる、率直である、はっきりしている)という状態を表していますから。straightにはそんな意味もあります。 straightについては前にも書きましたが、性的に普通である、つまり同性愛者ではない、って意味で、I am straight. という言い方もあります。まさかの時にはこの表現を覚えておいてタイミングよく使ってください(ひょっとしてそんなこともあるかも、ですからね)。
話がそれてしまいました(Sorry…)。今回の表現に出てくる動詞はstraightの動詞形のstraightenですね 。形容詞や名詞にen(接尾辞)のが付くと、それが動詞になるっていうもの。例えば…ですか?そうですね~lightにenが付いて、lighten。strengthにenが付いて、strengthen。deepにenが付いて、deepenとか。いっぱいありますね。
straightenの意味は、straight が持っている意味を動詞にしただけですから、「まっすぐ、まっすぐに」が「まっすぐにする」になりますね。抽象的な意味合いでは、物事を「まっすぐにする」わけですから、「はっきりさせる」「明確にする」「こんがらがっているものをほどいてまっすぐにする→はっきりさせる→解決する=かたをつける」という感じの意味になります。ですから、straighten outは、「(物事を)解決する、片付ける」という意味になり、例えば以下のような文に使われます。
He tried to straighten out his problems.
(彼は自分の抱える問題を解決しようとした。)
Both countries need to straighten out the dispute as quickly as possible.
(両国はその紛争を出来る限り速やかに解決する必要がある。)
今回の文型は、[get+名詞+過去分詞]で、何か(名詞)をある状態(過去分詞)にする(get)のパターンですので、straightenedはstraighten の過去分詞形であり、get it (things) straightened outは、「(積極的に)事を解決する、片付ける」という意味になります。ふ~、説明すると結構ややこしいですね~。でも、わかってもらえたということで、以下の会話をどうぞ(わかってもらえたかな~)。
Tom: Hi, Nao. How’re you doing? You look pretty down. What happened?
(ハイ、ナオ。調子はどう?かなり落ち込んでるみたいだけど。何かあった?)
Nao: Nothing much. I have a slight problem. That’s all.
(たいしたことは無いんだ。ちょっとした問題があるけど。それだけさ。)
Tom: Come on, Nao. I can help you.
(おいおい、ナオ。僕が助けてやるよ。)
Nao: (Well, you always make things more complicated.) Ah…I have to leave my apartment next week.
((いやいや、君はいつも事をもっと複雑にしちゃうじゃない。)いやね、来週アパートを出て行かなきゃならないんだ。)
Tom: Why? You have just moved in a couple of weeks ago.
(どうして?2、3週間前に引っ越したばかりじゃない。)
Nao: My landlord says that I broke my contact terms.
(大家さんが、僕が契約を破ったって言っててさ。)
Tom: What’d you do?
(何したの?)
Nao: Nothing. The other day, my girl friend came to my apartment with her pet cat and my landlord happened to see the cat. She thought I keep a pet in my apartment.
(何も。この間さ、彼女がペットの猫を連れてアパートに来たんだけど、その時大家さんがその猫をたまたま見てね。僕がアパートにペットを飼っているって思ったんだよ。)
Tom: No problem, Nao. I will get it straightened out for you.
(問題ないよ、ナオ。僕が君のために事を解決してやるよ。)
Nao: Tom. That’s okay. I will take care of it. Really.
(トム。大丈夫だから。僕がなんとかするよ。ホント。)
Tom: You know what. Your landlord is a very good friend of my mother’s. Do not worry.
(いいかい。君の大家は僕の母親の仲のいい友達なんだ。心配するなって。)
Nao: (I know your mother is a trouble maker. ) Okay. But, please do not make things more complicated. Okay?
((君のお母さんがトラブルメーカーってことは知ってるよ。)わかった。だけど、事をこれ以上ややこしくしないでくれよ。いいかい?)
Tom: Sure thing. I always get things done pretty well.
(もちろんだよ。僕はいつも事を結構うまく片付けてるからね。)
Nao: (You always get things pretty messed out.) Okay. Get things straightened out, Tom.
((君はいつも事をかなりむちゃくちゃにしてるけどね~。)オーケー。うまく解決してくれよな、トム。)
Tom: All right. By the way, I have a trouble now with Jessica, my girl friend. Would you get it straightened out for me?
(わかったよ。ところでさ~、今ガールフレンドのジェシカとちょっとトラブってってさ。僕のために解決してくれない?)
Nao: ….
持つべき者は友、ってですか。友達にもよりますよね。I hope things will be straightened out for Nao. Me? Do I have a problem? See you guys in the next story. Bye! nao
今回の表現は日常の会話でよく使われる(使う)ものなので、特に「へえ~」って思うものではないです。なので、知っている人は流してください。ストレート(straight)は「まっすぐな、一直線の、はっきりした、等」の意味を持つ形容詞、あるいは、「まっすぐに、正しく、連続して、等」の意味を持つ副詞の場合もありますね。あ、副詞はですね。動詞にかかる(修飾する)言葉のことを言います。つまり、Come straight home, honey.(まっすぐに家に帰ってくるんだよ。/注:honeyは、親しい人に対する呼びかけの言葉)の場合は、「まっすぐに帰ってくる」と、straightが動詞のcomeにかかって(修飾して)ますよね。なので、この場合のstraightは副詞。でも、Look. This is a straight line(いいかい。これはまっすぐな線だよね。)という時のstraightは、名詞のlineにかかっている。なので、これは形容詞、というわけです。では、次の文のstraightは?
Mark. Be straight with me, will you?
(マーク。お願いだから、はっきり言ってくれよ。)
これは形容詞ですね。ストレート(包み隠さずにいる、率直である、はっきりしている)という状態を表していますから。straightにはそんな意味もあります。 straightについては前にも書きましたが、性的に普通である、つまり同性愛者ではない、って意味で、I am straight. という言い方もあります。まさかの時にはこの表現を覚えておいてタイミングよく使ってください(ひょっとしてそんなこともあるかも、ですからね)。
話がそれてしまいました(Sorry…)。今回の表現に出てくる動詞はstraightの動詞形のstraightenですね 。形容詞や名詞にen(接尾辞)のが付くと、それが動詞になるっていうもの。例えば…ですか?そうですね~lightにenが付いて、lighten。strengthにenが付いて、strengthen。deepにenが付いて、deepenとか。いっぱいありますね。
straightenの意味は、straight が持っている意味を動詞にしただけですから、「まっすぐ、まっすぐに」が「まっすぐにする」になりますね。抽象的な意味合いでは、物事を「まっすぐにする」わけですから、「はっきりさせる」「明確にする」「こんがらがっているものをほどいてまっすぐにする→はっきりさせる→解決する=かたをつける」という感じの意味になります。ですから、straighten outは、「(物事を)解決する、片付ける」という意味になり、例えば以下のような文に使われます。
He tried to straighten out his problems.
(彼は自分の抱える問題を解決しようとした。)
Both countries need to straighten out the dispute as quickly as possible.
(両国はその紛争を出来る限り速やかに解決する必要がある。)
今回の文型は、[get+名詞+過去分詞]で、何か(名詞)をある状態(過去分詞)にする(get)のパターンですので、straightenedはstraighten の過去分詞形であり、get it (things) straightened outは、「(積極的に)事を解決する、片付ける」という意味になります。ふ~、説明すると結構ややこしいですね~。でも、わかってもらえたということで、以下の会話をどうぞ(わかってもらえたかな~)。
Tom: Hi, Nao. How’re you doing? You look pretty down. What happened?
(ハイ、ナオ。調子はどう?かなり落ち込んでるみたいだけど。何かあった?)
Nao: Nothing much. I have a slight problem. That’s all.
(たいしたことは無いんだ。ちょっとした問題があるけど。それだけさ。)
Tom: Come on, Nao. I can help you.
(おいおい、ナオ。僕が助けてやるよ。)
Nao: (Well, you always make things more complicated.) Ah…I have to leave my apartment next week.
((いやいや、君はいつも事をもっと複雑にしちゃうじゃない。)いやね、来週アパートを出て行かなきゃならないんだ。)
Tom: Why? You have just moved in a couple of weeks ago.
(どうして?2、3週間前に引っ越したばかりじゃない。)
Nao: My landlord says that I broke my contact terms.
(大家さんが、僕が契約を破ったって言っててさ。)
Tom: What’d you do?
(何したの?)
Nao: Nothing. The other day, my girl friend came to my apartment with her pet cat and my landlord happened to see the cat. She thought I keep a pet in my apartment.
(何も。この間さ、彼女がペットの猫を連れてアパートに来たんだけど、その時大家さんがその猫をたまたま見てね。僕がアパートにペットを飼っているって思ったんだよ。)
Tom: No problem, Nao. I will get it straightened out for you.
(問題ないよ、ナオ。僕が君のために事を解決してやるよ。)
Nao: Tom. That’s okay. I will take care of it. Really.
(トム。大丈夫だから。僕がなんとかするよ。ホント。)
Tom: You know what. Your landlord is a very good friend of my mother’s. Do not worry.
(いいかい。君の大家は僕の母親の仲のいい友達なんだ。心配するなって。)
Nao: (I know your mother is a trouble maker. ) Okay. But, please do not make things more complicated. Okay?
((君のお母さんがトラブルメーカーってことは知ってるよ。)わかった。だけど、事をこれ以上ややこしくしないでくれよ。いいかい?)
Tom: Sure thing. I always get things done pretty well.
(もちろんだよ。僕はいつも事を結構うまく片付けてるからね。)
Nao: (You always get things pretty messed out.) Okay. Get things straightened out, Tom.
((君はいつも事をかなりむちゃくちゃにしてるけどね~。)オーケー。うまく解決してくれよな、トム。)
Tom: All right. By the way, I have a trouble now with Jessica, my girl friend. Would you get it straightened out for me?
(わかったよ。ところでさ~、今ガールフレンドのジェシカとちょっとトラブってってさ。僕のために解決してくれない?)
Nao: ….
持つべき者は友、ってですか。友達にもよりますよね。I hope things will be straightened out for Nao. Me? Do I have a problem? See you guys in the next story. Bye! nao