こんな記事が・・・
中国主要都市のカメラ売り場から、ニコンのデジタル一眼レフカメラ○○が姿を消した。
きっかけは3月15日、「○○は欠陥品」と名指しした
中国国営中央テレビ(CCTV)が毎年この日に放送する「3.15晩会」という番組だ。
記事によると、この番組名前の通り、
毎年1回3月15日、「世界消費者権利デー」に合わせて、
10以上の取材チームが3カ月以上、長ければ1年近く取材し、
放送の1カ月前にCCTV内部で審査会を開いて、
社会的インパクトの大きさなどをはかって放送内容を決めるのだそうだ
スタッフは30人以上いて、時間も予算も十分あり、
中国の記者にとって『3.15晩会』は最大のチャンスで自分の取材成果が
放映されればジャーナリストとして高い評価を得られるのだそうで、
だから、目をつけた企業には潜入取材などあらゆる手を使うとのこと。
当初は、国内企業の不正を暴いていたようですが、
近年は、HP、カルフール、マクドなどの外資企業が標的になっているようです。
ニコンも、取材で
「ニコン製○○で撮影した写真には黒い粒状の像が映り込む。
防じん、防湿をうたっているのに、
カメラ内部のセンサー付近にちりやほこりが入り込んでいるためで、
欠陥製品だ」と指摘され、かつ
ニコンの担当者による
「スモッグが中に入り込んだせい。いまは空気が悪いでしょ。
こればかりは我々もどうしようもできない」
や
「完全に(黒点を)なくしたいなら、
ちりが全くない場所に行くしかないんじゃないですか」
という尊大な言葉を放送されてしまい、番組視聴者の怒りを買ったらしい。
1年もかけて、商品の粗さがしをする番組・・・
3.15晩会・・・しべるそお(恐)