のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

いまは、我が家が空巣家庭

2024年07月09日 06時10分17秒 | 日記
気が付けば、わが家自身が・・・(T_T)

中国駐在中の2010年の今日、こんなことを書いてました。
(あるレポートに)餓死した2人の老人が紹介されている。
一人は子どもが死んだため、
もう一人は3人の子どもが順番に面倒をみるはずが連絡不足で、
残された身動きできない老人が食べることができずに餓死したという話でした。

中国の裁判で、子供たちは罪が課せられましたが、
一人っ子政策の中国にとって、
一人の子供で親の面倒をみなければならない
現実は大変厳しいと(レポートは)指摘する。

いえいえ日本は、政策でなく、子どもを生まないという女性が
増えているので、中国以上にひっそりと餓死が、
多くなってきそうです。

レポートに『空巣老人』『空巣家庭』という言葉が、目につきました。
▼空巣老人とは、子供が巣立った後に残された老人
▼空巣家庭とは、子どもと同居していない高齢の夫婦だけの家庭
という意味です。
おもえば、わが身も、『空巣老人家庭』を作り出している張本人です。

何度か、『我が家のそばに来ませんか』と誘ってみたが、
やはり、貧しい中ではじめて手に入れた我が家と、
長年住み慣れた街をはなれ今の歳になって、
新しい生活を始めるのは、嫌なのでしょう。

それがわかるので、今は何も言ってませんが、
我が家から電車で2時間もかかるとことに、
老人2人で住んでいることを考えると、心が痛みます。

本当は、巣立った私の側が、
戻るのがいいのかもしれませんが、
今は、自ら作った家族さえを捨て、
さらに遠くに巣立ってしまいました。

このレポートは、『やりたいことを見つけた』と言って、
異国の地を踏んだ私の決意を萎ませる内容です。

ちょっと、ヘコんでいます。
・・・。
この時は、まだ私の両親が存命していたので、
私自身が、『空巣家庭』を作り出し、
『空巣老人』を想うことを書いていましたが・・・

あれから干支も一回りして、
両親も旅たち次は自分の番になった今、
私自身が、『空巣老人』になり
『空巣家庭』に住んでいます。

我が子から毎年、父の日に
元気で長生きしろよとメッセージをもらいますが、
同じ立場になった我が子は、いま何を思っているのだろうか

って、なんでこんなことを思い出したんだろう・・・(^-^;


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