のぐっちの日記帳

日常で感じていることなどを書いています。PCの更新が面倒なので、ブログの更新も随時になりますのでご了承ください。

上司からの説明

2011-02-17 22:04:00 | 仕事の話
先週、職場で上司からの今後の雇用の方針について説明がありましたが、すごく重要なことですのでここにアップさせていただきますね。というのも、その説明とは「いままでは障害者雇用ということでやってきたが、今後は障害でできないことは承知するが、その上で努力すれば一般並みにできることはできるようになってほしい」というものでした。ひとつ具体的にいいますと、ワードやエクセルの勉強をして資格が取れるようになってほしいというものです。

これで、何らかの形で勉強しないといまの仕事を続けることでも、新しい仕事を探すことになっても将来の雇用の可能性が閉ざされることがはっきりしました。というのも、資格というものは仕事のスキルを目に見える形にしたもので、他の人に説明しやすいものだからです。もし、新しい仕事を探すことになってハローワークに行くことになった場合、障害者窓口の求人であってもすでにスキルを持っていることが要求されます。そうなると、資格を持っていないとハローワークの職員に相談することさえ難しいでしょう。そういう意味では、今回のスポーツインストラクターの勉強も「もし、仕事がなくなったら」ということで勉強するのではなく、むしろ勉強する癖をつけることでいまの仕事を継続することを含め、何らかの形で安定就労の可能性を残すというものです。そうしないで、勉強しないでただ「不安だ、不安だ」と怯えているだけでは何もかわりませんので、それこそ本当に不安が現実のものになってしまうかもしれません。

実際、今回の上司の提案も仕事のスキルを身につけることで、できる仕事を増やして収入を増やしていくというもので、経済的自立を求めるものです。というのも、親もいつまでも生きているわけではないですし、支援機関もずっと支援してくれるわけではないからです。今後は職場と僕との2者間の関係で仕事を進めていくとのことです。これは、障害者雇用の枠組みの中では自立するために必要な収入が得られないからです。親が生きているうちはそれでもいいのですが、前述のとおり親もいつまでも生きているわけではありませんので、障害があっても努力すれば一般並みにできることはできるだけ努力し、可能な限り一般就労に近づけていこうというのが今回の上司の提案の大きなポイントです。

やさしい言い方ですが、内容は厳しいので、僕はいまその言葉を聞いて、「もう、後戻りできない」「帰れない」という気持ちになって緊張しているところです。でも、こうやって経済的にも完全に自立する可能性を提示されることは、僕はもう十何年も待っていました。ようやく、そのときが来たという感じです。このように経済的自立の可能性がはっきりと示されたことで、ようやく安心できるようになりましたが、本当に自立できるかどうか、勉強をやらなけらばならないのはこれからです。スポーツインストラクターの初級編の勉強が終わって、ほっとしているのもつかの間で、これから本当の自立に必要な勉強を始めなければなりません。そして、その勉強は長く、辛く、苦しく、いまはまだ終わりが見えないものです。でも、この勉強をやり遂げなければ自分の将来はありませんので、ここにこれから始まる長く苦しい勉強を頑張ってやり遂げることを改めて決意させていただく次第です。
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