函館旅行の2日目はまず、何といっても函館では外せない朝市の海鮮丼を食べました。今回の旅行ではこの朝市の海鮮丼も旅行代金に含まれていたのも特徴的でした。次に、大沼公園に行ってきましたが、ここへは往復の「スーパー北斗」の自由席とレンタサイクルをセットにしたきっぷで行きました。何故、特急かといいますと、ここを走る普通列車のほとんどは途中止まりで、大沼公園まで行く普通列車の本数は一日に数えるほどなので、ここにも大都市にはない地方らしさを感じます。ただし、不便この上ないですが。さて、大沼公園では遊覧船で湖を一周した上、レンタサイクルで大沼湖畔を一周しましたが、この間ほとんどのスポットで駒ケ岳の雄大な眺めを楽しめました。それに大沼湖畔のいちばん奥まで行ったときは、レンタサイクルで北海道の山奥まで来たという実感が湧いて、飛行機の旅のすごさを改めて感じました。途中でも昼食は雰囲気も素朴なレストランで地元の食材を使った素朴なビーフシチューを食べてペンションに泊まった気分を味わったり、流山温泉で駒ケ岳を眺めながらのんびりと浸れる露天風呂に入ったりと、大都市にはない山奥ののんびりした雰囲気や雄大な景色を楽しめました。このように日本にはまだまだ知らない素晴らしい景色があるのだなと思います。夕方、函館市内に戻ってからはベイエリアの赤レンガ倉庫街で港町らしい函館を散策しました。ここではビヤホールに入って、地ビールやオリジナルカクテルである「苺一会(いちごいちえ)」を楽しめました。このように旅先でアルコールを楽しめるのが、本物の修学旅行との決定的な違いで、修学旅行では感じられない自分で旅の計画を立てる責任感を感じます。また、この後で地元コンビにの厨房で作られる函館のB級グルメとして有名になった「やきとり弁当」も楽しんで、個人旅行ならではの発見があったことも付け加えておきますね。では、3日目に続きます。
さて、1日目のメインは2つありまして、ひとつは元町の散策です。坂道が多い他、教会群や旧公会堂、旧北海道庁の分庁舎など歴史的建造物がたくさんあって、絵になる街並です。坂と紅葉のコントラストもきれいでしたし、中でも良かったのは旧公会堂でタキシードを借りて、明治・大正のモダン建築の中で文化人的に記念撮影してもらったことです。このレンタル衣装は1000円だったので、この手にしては安くてよかったです。元町の散策の締めはカフェに入って濃厚なカフェラテとケーキを楽しみましたが、ここも大正のモダン建築を使ったカフェです。レンタル衣装といい、カフェに入るのといい、僕は女性的なことをやるのが好きなのですが、フットサルで「どうみても男」と評価されるので複雑な思いです。さて、今回もホテルのバスルームは利用せず、湯の川温泉に入って体を思い切り伸ばした上に、湯冷めしないくらい体が温まりましたが、その次がもうひとつのメインである函館の夜景です。ロープウェイで山へ登るのですが、ロープウェイに乗ってから山頂に滞在し、下りるまでずっと、さすがに「世界の三大夜景のひとつ」と評されるほどのすごすぎる夜景に、「ここまで来れた」という達成感と、「帰りたくない」という満足感でたっぷり満たされました。改めて、旅の素晴らしさを実感した次第でした。なお、ブランチと夕食で函館のバーガーショップ「ラッキーピエロ」で、チャイニーズチキンバーガーとイカ踊りバーガーを食べましたが、ここは注文してから調理するので、むしろレストランであって、ファーストフードとは反対の極にあるので、「函館のソウルフード」と評される所以なのかも知れません。では、2日目以降に続きます。