ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

イメージって…おまけ

2017-05-27 09:24:00 | 日記
さあ、今日・明日とブルーノート名古屋で2週間ぶりのナマ甲斐さん(笑)
奥さんのヒップの具合は相変わらずみたいだけど(苦笑)

激務に耐えた自分にご褒美♪とウキウキ出かけて行きました(笑)
メロメロな報告が来る前に「イメージ」の小ネタをご紹介しますね(笑)

まずは、奥さんの口癖「甲斐さん可愛い♪」ですが
この「可愛い」というイメージは
「デュシエンヌ・スマイル(本物の笑顔)」によるところが大きいらしく

真顔の時と比べて、目が細くなり、笑いじわが出来て
口角が上がることによって「横長の印象の顔」になるため
安心感や親しみを与え、可愛く見えるんだとか…

ちなみに、笑いじわは表情豊かな方に出来やすく
笑いじわのある男性は包容力のある方が多いそうです

そういえば、奥さんの好きな顔
(織田裕二さん、時任三郎さん、浜ちゃん等々)の方は皆さん
「くしゃくしゃ」って感じの笑顔の方だなあと…

もっとも、奥さんは笑いじわに、というよりも表情豊かなこと
それも、黙ってると怒ってるのかな?とも思える顔が
次の瞬間には弾けたような笑顔になる
そのギャップに萌えるみたいだけど…(笑)

続いて…「働き者」というイメージのあるアリにも
一定の割合で働かない「プー太郎のアリ」がいるらしく(笑)

中でも「サムライアリ」は、別の種類のアリの巣を乗っ取り
エサを集めさせ、口移しで食べさせて貰うばかりか
働き手が不足すると、他所の巣から卵や幼虫をさらって来ることも…(汗)

でも、クロシジミ蝶の幼虫は、体から甘い汁を出してアリに与え
アリの巣で養って貰うというから、上には上が…(笑)

そうそう!昆虫写真家の山口進さんの撮られた写真は
約40年に渡って「ジャポニカ学習帳」の表紙を飾っておられるんだけど

ここ数年は「気持ち悪い」という声に押され(汗)
一部の復刻版以外は、花の写真だけになったみたいで
…まあ、今は「横綱・稀勢の里版」が人気のようですしねぇ(笑)

山口さんいわく…子供は虫が好きだと思う
でも、先生や親に苦手な人が増えているのでしょう

確かに「カマキリ先生」こと香川照之さんが
「俺の代表作(笑)」とおっしゃる冠番組で
寺田心くん達に昆虫を触らせようとなさっても
最初は恐る恐る、嫌々といった感じだったのが

その内に「ずっと触っていられる♪」と変わり
カマキリ先生が「そうか!ずっと触っていられるか!」と
たいそうご満悦でいらっしゃいました(笑)

それはさておき…「働き者」といえば「日本人」だって負けてません(笑)
「世界の日本人ジョーク集」によると…

米国の会社に転職した日本人ビジネスマンに
その会社の上司が「明日から週6日、1日に12時間ずつ働いて貰いたい
それでいいかな?」と訊ねたら

日本人は驚き、こう述べた
「ちょっと待って下さい!私は、はるばる日本から来たんですよ
それなのに、そんなパートタイムの仕事を任せるなんてあんまりです」(笑)

また、日本人に負けず劣らず
「真面目で几帳面」とのイメージがあるドイツ人についての小話では

「天国への入り口」と書かれた門と
「天国に関する講演会への入り口」と書かれた門が並んでいたら
総てのドイツ人は、講演会への門に殺到するだろう(笑)
…と、理屈っぽい国民性を皮肉ってありました(笑)

ともあれ、狭い日本でも方言は数多あり
土佐弁は「男らしい」感じがするとか
東北の言葉には「素朴な」印象があると言われてますが
奥さんは「エセ関西弁」に怒り
「博多弁」に癒されるようです(笑)

その大阪市営地下鉄が、各路線ごとに沿線の魅力を
車輌の内装に反映させるという企画を立ち上げた際に
堺筋線は、17輌編成中、2輌の扉を「ヒョウ柄」にしたみたいだけど

「ナンで堺筋線だけヒョウ柄?(笑)」と奥さん(笑)
他の沿線より魅力的な「大阪のおばちゃん」が多いのか?(笑)と思いきや
「天王寺動物園」に因んでのことらしい

デザインを考案なさった担当者の方いわく…大阪で生まれ育ったので
「動物といえばヒョウ」と頭に刷り込まれていたようです(笑)
婦人服店でもよく見かけますし…(笑)
って、やっぱりおばちゃん仕様なんじゃ…(笑)

最後は、スポ根マンガ「巨人の星」がもたらしたイメージについて…
「重いコンダラ(笑)試練の道を…」という歌詞と共に流れた映像
…飛雄馬が整地ローラーを引っ張ってるヤツ…はもとより

「父ちゃん」のちゃぶ台返し(笑)やら
「大リーグボール養成ギブス」やら
幼い子供の頃からスパルタ教育を受け
る姿は
今なら虐待と呼ばれかねません(汗)

プロはもちろん、高校野球の練習にも
近代的なスポーツ科学が取り入れられていて
そんな昔ながらの「水を飲むな!」という危険なお達しや
「千本ノック」といった「しごき」もなくなったんじゃないか?と某記者

「ならばと、長崎県大村市の大村工業高校へ向かった
公立校ながら、長崎大会で準優勝の快進撃
犠牲バントをしない、全員ムキムキでバットをぶん回す
その勝ちっぷりが痛快だった

『ホームランを打てない選手は使わない』という方針の高比良監督に
『最近は非科学的な猛練習はしないんでしょ?』と水を向けると

『僕らの頃は殺されましたよ(笑)
さすがに、今の球児にそこまではさせないが
思い出に残る練習はさせます(笑)』
いたずらっぽく笑った」と記されていて

更に高比良監督いわく…
『どげんキツうても、7時半になったら練習は終わる』と
生徒は思うとりますから、年に10回くらいかな?
練習が終わったら『あそこにボールが落ちとるねぇ』…とか
ネタを見つけてですね、良いと言うまで走らせる

『先の見えない練習』を入れないと、急所で競り負ける
甲子園なんてゴールじゃない
良き大人になるための通過点
先の見えない中で、余力を残さず全力を出す、その練習をしてるんです

本来の「高校野球」の意味や目的を
改めて考えさせられる言葉だなあと…
ちなみに、長崎県大村市は長岡さんの出身地です(笑)
コメント (1)
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イメージって…3

2017-05-26 17:38:00 | 日記
生物学者の福岡伸一さんによると…
北斗七星の「ひしゃく」の柄の先端にあたる星を7番目とすると
その手前にミザールという、6番目の星があり
そのミザールのすぐ横にアルコスという小さな星が存在していて
本当は「北斗八星」らしいんだけど

14世紀のアラビアでは、ミザールとアルコスが
ちゃんと分離して見えるかどうかで視力を測っていたくらい
アルコスという星は、かそけき光なんだとか…

年齢と共に視覚が衰えて来られたという福岡さんいわく…
自然界にある全てのものが
くっきりとした輪郭を持って見えていた少年の頃が懐かしい

その代わり、年齢と共に見えざるものに思いを馳せる
思索の深度が、いくばくか深まったと思いたい

…って、ボクも人様のことはとやかく言えない立派な老眼なんですが(汗)
近視になったのは30歳を過ぎてからで
子供の頃は全てのものが、くっきりはっきり見えていた…筈です(笑)

が、奥さんみたいに、小学校の視力検査のたびに
「見える所まで前に出て来なさい」と言われ続けていた人は
メガネやコンタクトレンズを通して初めて
「くっきりはっきり」を知ったらしく

甲斐さんがおっしゃっていたように
「はっきりとモノが見えないってことは
どっかでイマジネーションを働かせている訳で

小さい頃から、そういう訓練をしている訳だし
イマジネーションを得るには最大の武器かも知れない」んじゃないかと…

ただ「克明に見える坂本(教授)は、メロディメーカーとして
見えない俺は歌詞を書くっていうのがあるかも知れない」との言葉に

見えていた頃にわき上がるメロディもなく
見えなくなった30代からはイマジネーションのカケラもない身としては
せめて老眼になった今、思索の深度は深めたいと
切に願わずにはいられません(汗)

ともあれ、歌詞といえば…
ミュージシャンの後藤正文さんのコラムに
「『クリシェ=決まり文句』というのは共感を得やすいので
歌う側も聴く側も気持ちが良い

だから、ポップミュージックには
『会いたい』だとか『守りたい』という言葉が頻出する
ヒットソングに使われる『クリシェ』は、その時代において
最も共有されている言葉の一つであり
イメージや感情でもあるだろう

多くの人が買い求める訳だから
社会の潜在的な欲望の表出なのかも知れない
一方で、売れる売れないに関わらず
大衆音楽の歌詞に使われる言葉やイメージの多寡は
社会の多様性と文化的な豊かさや貧しさを反映していると思う

多様性を押し広げるべく
僕はクリシェを避けて作詞に奮闘している
ところが、ヒットソングがまるで書けない…悲しい」と書かれていたんですが

そこはそれ「頑張っている人に『頑張れ』と言うのは失礼」とか
「ストレートな『応援歌』を作ってどーする」と思っておられる
某ミュージシャンの方(笑)のように

『夜汽車』『煙草』『舗道』『街角』『酒場』といった
日常的な単語を使って、多くの人々とイメージを共有しつつ

例えば「1メートル君は60センチ とても素敵さ」とか
「熱があっても39度 首ったけ」とか「ねぇ 暗い舗道」という風に
「唐突でいて妙に引っかかりのある
ユニークな言いまわし」を
参考になさってはいかがでしょうか?(笑)

余談ですが…最近、後藤さんは「なるべく自室のスピーカーから
音楽を聴くようにしている」そうで
それは「コンピューターとインターネット
音楽制作ソフトや記録メディアの発達によって

高価な録音機材や楽器がなくとも、マウス一つで架空の管弦楽団や
メンバーの実在しないバンドの演奏が録音できるようになり

簡単に言えば、空気の振動である『音楽』の、その揺れ方を楽しむはずが
一度もスタジオや部屋の空気を振動させずに
作者の頭の中でだけ鳴っていた音楽が
そのままリスナーの耳の中で鳴る時代が到来してしまった

誰かのコンピューター内部で鳴ったと見なされた音が記録され
僕のコンピューターやスマホはデータを読み込んで
楽曲がイヤホンから再生される

少しの空気を必要としているとはいえ、この時使われる空気の総量は
僕と作者の耳の中を合わせて数立方センチがいいところだろう
脳に電極を差し込む日も遠くないと思ってしまう」から、なんだとか…(笑)

確かに、それでもウットリと聞き惚れてる図を想像すると
空恐ろしいモノがありますねぇ…(汗)
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イメージって…2

2017-05-25 14:00:00 | 日記
甲斐さんのビルボード・ツアーが始まって「その1」を書いたことも
「その2」に何を書こうと思っていたのかも、すっかり忘れておりましたが(苦笑)
「イメージ」について、もう少々…

その甲斐さんが、ご自身のラジオ番組で【異邦人】を流される際に
久保田早紀さんのオリジナルにするか?
EGO-WRAPPIN'がカバーした方にするか?迷ったとおっしゃって

「やっぱり(1番が)ペルシャ湾をイメージさせる
綺麗な方が良いかな」とオリジナルを選ばれ

「EGO-WRAPPIN'のチンドン系のサウンドも良いんだけど
イラクの市場みたいな感じなんで(笑)
スミマセン(笑)」と話されてました(笑)

この曲が大ヒットした当時の奥さんの記憶によると…
実際は、久保田さんが大学生の頃に中央線の車内からご覧になった
国立駅あたりの景色を書かれたものらしく
イラクの市場もペルシャ湾も関係ないみたいだけど(笑)

更に後年、久保田さんがインタビューで「子供たちが夕暮れ時に
ドラム缶や土管が置かれた空き地で追いかけっこをしていたんです
『ドラえもん』ののび太やジャイアンが
缶蹴り遊びをしていたような光景でした」と答えておられるのを読んで
「昭和」の香りが増したんだとか…(笑)

最初はそんな何気ない日常風景を綴った【白い朝】という曲が
エキゾチックな「シルクロードのテーマ」になったのは
編曲家・萩田光雄さんの手腕によるものですが

当時、ジュディオングさんの【魅せられて】がヒットしていたことを受けて
「エーゲ海の次は中東の砂漠だ!
シルクロードの曲を作ってくれ」というオファーがなかったら
あのメロディは生まれなかったでしょうし

その後、甲斐さんが【地下室のメロディ】を
中近東風にアレンジなさることもなかったんじゃないかと…?(笑)
まあ、あのアルバム自体が初めてアレンジを本格的に
「外部」へ依頼されたものらしいですけど…

萩田さんは「パチンコをしているオヤジが『お、何だコレ』と
手を止めるようなインパクトを常に意識していた」とおっしゃってますが

甲斐バンドが同じ頃にリリースした【安奈】も
居酒屋での会話やざわめきの中でも
歌詞が自然と耳に入って来るようにと
甲斐さんが「歌謡曲ミックス」にこだわられたんですよね?

歌謡曲の黄金時代と呼ばれた70〜80年代は
1枚のシングルに、今のアルバム1枚分くらいの予算が組まれていたらしく
「腕の良いミュージシャンを贅沢に呼び、現場の化学反応を期待しながら
のびのびと冒険できた」と萩田さん

弦楽器や管楽器セクションの編曲担当者や
ギター、ピアノなどで独創的なフレーズを繰り出すミュージシャンの職人技が
当時のゴージャスなアレンジを支えていたそうです

そういえば、甲斐さんが前川清さんの【雪列車】をお聴きになって
「弦アレが素晴らしい!」と坂本教授を絶賛されたり

ソロになられ、松下誠さんや島健さんをツアーメンバーに選ばれた際に
皆さんが独自のアレンジでフレーズを演奏されることに感嘆なさってたけど

「基本的に、ピアノやキーボードを弾くヤツの感性が判らない(笑)
頭の中がどうなってるのか?見てみたい(笑)」とおっしゃっていたらしい(笑)
…って、上綱さんのこともそう思っておられるのかなあと…(笑)

ともあれ、作編曲家の窪田晴男さんによると…
今は、デジタル機材が発達して、大抵のパートは電子楽器で代用が利いたり
パソコンで操作や記録ができるようになったため

「打ち込み」の比重が増え、生演奏は部分的に…という曲も多いようですが
「プロがぶつかり合った時代の勢いと華やかさは、なかなか出せない」んだとか…

「打ち込み」も大いに活用されて来た甲斐さんが
ビルボード・ツアーで、アンプラグド・ライブを行われているのは
「若き精鋭たち」と、むき出しのぶつかり合いを
なさりたいからかも知れませんね

余談ですが…ミッツ・マングローブさんは
「雑踏の中にいても、飲んで喋っていても
心を持って行かれるサウンドがある
イントロがもたらす高揚感も大好き」だそうで

「それらを生み、楽曲に時代の空気を纏わせる編曲は
言うなればファッション」であり
「ともすれば、時の流れと共に古くさくもなり、賞味期限も生まれる
だからこそ贅沢でもあります」とおっしゃっていて

甲斐さんが、ご自身の曲を「新たな切り口で見せる」のは
そういう意味もあったのかなあと…

また「自ら作曲することもありますが
それは、例えれば下書きで
編曲家や録音に携わる人たちが、色彩や質感を与えてくれて初めて
求める雰囲気やイメージが完成します

自身で編曲も出来るアーティストを尊敬する一方で
想像もしなかった世界の扉が開く
分業ならではの化学反応を感じることもまた、編曲の醍醐味です」と話されてました

楽曲からボーカルを抜いた、カラオケとして鳴る全ての音の譜面を作り
ミュージシャンを交えたレコーディングの現場監督でもある編曲家
その力量やセンスによって、曲の印象や完成度が左右される訳ですが

まずは、作詞家の書いた詞と
作曲家が作った歌メロを引き立てる曲のイメージを決め
バンドに管楽器・弦楽器、コーラスで色づけをすると

歌メロにないフレーズを編み出したり
サビのメロディを生かしたりして
イントロや間奏・後奏を書き加え
それぞれのパートの各楽器の譜面を作り

録音現場では、参加ミュージシャンらの手腕やアイデアを引き出して
曲の世界観を完成させる…という膨大な作業を
アルバム「地下室のメロディ」まで全て「甲斐バンド」が
「編曲家」としてやって来られていたんですよねぇ
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蜷川幸雄シアター

2017-05-24 17:25:00 | メディア
甲斐さんのビルボード東京ライブ2日目に
奥さんがキュートじゃないヒップを押さえながら観に行った(笑)
蜷川幸雄さんの一周忌追悼企画・第1弾「ジュリアス・シーザー」

そして、第2弾の「身毒丸」には、ボクも連行されました(笑)
続く第3弾「間違いの喜劇」は、今週末からで
ブルーノート名古屋での甲斐さんライブ2日目に観賞予定らしい(笑)

蜷川演出の舞台映像4本を1週間ずつ
全国15館で公開とあっては、時間も場所も限られて来るので
「かけもち」も致し方ないかなあと…(苦笑)

もちろん、生で舞台を観るのとは臨場感が違うんだけど
客席側から撮された映像を映画館の闇の中で観ていると
客席の一部が映り込んだりしてることも手伝ってか?

時折、自分が映像の中の客席にいるような気分になる瞬間があり
やはりテレビやDVDで観るのとは一味違いました(笑)

ただ「ジュリアス・シーザー」は、3時間に及ぶ大作で
舞台では途中に休憩があったんでしょうが
映画館では、ぶっ通しのノンストップだったらしく、かなりの持久戦(汗)

しかも、奥さんの目当ては主演の阿部寛さんではなく(失礼!)
吉田鋼太郎さんと藤原竜也さんなので
阿部さん演じるブルータスの苦悩のシーンは
正直、ちょっとキツかったんだとか…(苦笑)

でも、奥さんによると…ファンの贔屓目を差し引いたとしても
吉田さんと藤原さんが舞台に登場されると
思わず目を惹きつけられるというか、存在感がパないみたいで
セリフを口にされることなく、ただ立っておられるだけでも
「全然、違う!」そうです(笑)

ちなみに…「ジュリアス・シーザー」というタイトルが付けられてるけど
ブルータスが主演になっているのは
「鬼龍院花子の生涯」と似た感じ?と奥さん(笑)
「ナメたらいかんぜよ!」と名台詞を口にされた夏目雅子さんは
「花子」さんじゃなかったですよね

ともあれ、蜷川さんがシェイクスピアの作品を演出される際には
戯曲(台本)そのままのセリフをお使いになるため
「(舞台役者は)喋れないとダメだ!」が口癖でいらしたそうですが

これは単に滑舌が良いとか、流暢に話せるといったことではなく
古めかしく仰々しい表現が多いとされる古典文学のセリフを
いかに生きた言葉として観客に伝えることが出来るか?という意味じゃないかと…

言葉つきは古くても、シェイクスピアの戯曲には
人間の普遍的なテーマが込められており
時代や国という背景が違っていても通用するものとされてるようですし…
(受け売りですm(__)m)

「僕の楽屋は劇場の廊下なんです」と蜷川さん
異なった感受性を持つ役者さん達の様子を見て
気になれば、すぐに声をかけられるようになさっていたらしいんだけど

お得意の「灰皿投げ(笑)」「パイプ椅子投げ(笑)」などを繰り出し
役者さんを追い込まれた後には
そっとベテランの役者さんにフォローを託されたりしたんだとか…

さて、そのボクが観賞した「身毒丸」は
1997年に15歳で見出だされた藤原さんが
2002年の「身毒丸ファイナル」を経て
2008年に「復活」した時の映像で
26歳になられた藤原さんが演じておられるんですが
奥さんの萌えぶりがスゴイ!(笑)

まあ、男のボクが観ても
藤原さんのある種、毒のある色気を感じたくらいだし
ただでさえ、奥さんはこの当時の藤原さんのことを
「若い頃の甲斐さんに似てる♪」と申しておりますので…(笑)

特に「母を売る店」で買われ、家族になった撫子(白石加代子さん)が
実の母恋しさに反抗する身毒丸の視線が怖いと
丑の刻参りで、身毒丸の目を潰した後
盲いた目の演技をなさっている藤原さん
…おそらく、甲斐さんのように視力が悪い方特有の目付きかな?…や

カーテンコールを受けておられる時の凛とした表情
…これは、甲斐さんがライブ終了後にお見せになるお顔ですね(笑)…
か〜ら〜の(笑)舞台袖に下がられる際に、白石さんへ向けられた笑顔が
「クリソツ!」なんだとか…(笑)

あっ!もちろん、この舞台そのものも楽しんで観賞してましたよ!(笑)
というか、奥さんは以前にも映像で観てるし

藤原さんが、身毒丸の行水シーンばかり取り沙汰する観客に対して
「あえて、そちらの方に体を向けるようにしている(笑)」と話されていたことや

身毒丸が「何処にでも行ける穴」を使ってたどり着いた地の底で
日本一コワイ「かごめかごめ」が繰り広げられること

身毒丸が義母の連れ子を殺し「家」が崩壊して初めて
なさぬ仲の母と子ではなく、一組の男女として

「もう一度、僕を妊娠して下さい!」
「もう一度、もう二度、もう三度、お前を産みたい
お前を妊娠してやりたい」と、壮絶な告白をすること等々…

猥雑で官能的な愛憎劇をくまなく味わったのは間違いアリマセン(笑)
確かに、一つ一つの表情や動きが鮮烈なところは
甲斐さんに似て見えましたし…(笑)

藤原さんが、蜷川さんの告別式で
ご自分を生み出したのは蜷川さんだとおっしゃってましたが
蜷川さんもまた藤原さんに触発された部分が多々おありだったんじゃないかと…?
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甲斐よしひろのセイ!ヤング21(5/13)その5

2017-05-23 12:24:00 | メディア
せっかく放送日に東京にいるんだからと
この日のセイヤングを予約録音していた奥さん
ライブが終わって「どれどれ」と再生してみると

【地下鉄に乗って】が流れた後
CM明けの甲斐さんのジングルまでで録音が途切れていたらしい(苦笑)
時間からして、ちょうどライブが終了した辺りみたいで
移動する中に周波が届きにくい所があったのかも?

radikoのタイムフリーは3時間ルールがあるし
帰宅してからゆっくり…と思いつつ
翌日、先にタイムフリーで聴いたという甲斐友さんに
録音の途切れた後の内容を訊ねると
「大したことは言ってなかった」との返事だったそうで
今回は大したことない記事になります(笑)

「『ごごナマ』に出る前に1時間ですね
1週間か10日くらい前に1時間くらい話したんですよ
リサーチするためにインタビューやって話したんですけど

相当、素材はあるはずで…(でも)向こうがピックアップして来たのが
『えっ!それ?』って感じもあったんで…(笑)」
それが「甲斐さんは毎朝10時半に起きる」話かなあ?(笑)

「それでなくてもさ、視聴率がどーのこーのと
結構、週刊誌に書かれてたじゃないですか
(だから)『僕が右ギターを左で弾くの、船越さん知ってますよね?
その話しましょうか?』って、二人で電話で話して
『ああ、良いですね』ってなって、当日それをやると…

そしたら、前日と前々日にそのディレクターが
いきなりウチの事務所に現れてですね
『一般の人は判らないんじゃないのか?』って
ウチのマネージャーに2回くらい来て言ったらしいんですよ

(マネージャーの方は)『イヤ、判りますよ』と…普通の人は6弦が上に来て
甲斐は右ギターを逆に弾くから、1弦が上に来るっていう…
そもそも甲斐が間違いなく喋りますから」と説明なさったようですが(苦笑)

「一般の人バカにしてるでしょ?
あの番組観てる(方は)40代50代とかさ、60代でしょ?
みんなさ、フォークギターをみんな弾いてね
『土居まさるの白いギターが欲しい』って言ったような世代だから(笑)
TVジョッキーの…俺は要らなかったよ、アレは(笑)

その挙げ句、どうなったかって言ったら『ギター2本用意します』
2本ギターよ?…ということはさ
1本はさ、僕の右ギター用意するじゃん
もう1本は左用に張ったギターってことじゃん
それ、俺、弾けないじゃん!(笑)

ゲストに恥かかせてどーする!
弾けないギター用意してどーすんの!(笑)」と
スタジオのテーブルをバンバン叩いておられる音が聞こえ(笑)
松藤さんが「ほら、弾けないでしょ!(笑)」とおっしゃると
「ちゅるりーん♪」と口伴奏で応えていらっしゃいました(笑)

「さすがにウチのマネージャーが
『いい加減にして下さい!お前、このトンチキ!』みたいな…(笑)
オカシイよね、2本用意するって…だってさ、1本弾いたらさ
こっちも弾かなきゃいけなくなるじゃん
弾けないんだ!って、弾けないんだ!って言ってんのにさ(笑)」

…と、一気に話されると
「でも、オレらは甲斐さんが左で弾いてるの見てるから
左用のギターを甲斐さんと同じ押さえ方で弾けるんです(笑)」と松藤さん

「そう!そうなの!一郎と松藤は、そういう風にドンドンなって行ったよね
突発事故(笑)巻き込まれ事故だよね(笑)」と甲斐さんに言われて
「こんなこと覚えたくないわ!みたいな(笑)」と…(笑)

でも、甲斐さんの指使いを「気持ち悪い」と
おっしゃってただけじゃなかったんですね(笑)
トーク番組に出演される際には、是非「驚異の左ギター(笑)」
詳しくお訊きしたいです(笑)

そして、ココで奥さんのメールが登場(笑)
ただ、もう番組終盤で時間もなかったんでしょう
投稿自体は全文読まれたものの、めちゃめちゃ早口な甲斐さん(笑)

さんまさんプロデュースのドラマ「Jimmy」の主題歌である
【最後の夜汽車】をMISIAさんがカバーされたこと

さんまさんもご自身のラジオ番組で
「僕もディレクターも女性ボーカルで行きたいなと言うてたんやけど
まさかMISIAさんが歌ってくれるとは夢にも思ってなかった」と驚かれ

その仕上がりのカッコ良さに、普通に流すだけでは勿体ないぞと
急遽、ドラマのタイトルバックを変更なさったらしく
さんまさんを始め、やすきよ、紳竜など皆さんのデビュー当時の写真を集め
曲のリズムに合わせてカットインするように作業されていること

ドラマの編集に立ち会われた時には
「ドラマなんか見ずに曲ばっかり聴いてた」とか
「これを耳元で毎晩、歌って貰えるかと思ったら
MISIAさんと結婚してもええかな
俺、何もかも捨てられると思う」と、かなりの惚れ込んでおられたこと

MISIAさんからのお手紙には「サビを効果的に聴かせるために
わざとキーを下げている」と書かれていたらしいこと…を読み上げられると松藤さんいわく…キー低かったですね
僕もちょっと聴きましたが…

甲斐さんは「僕も当然これは聴いております
しかも、僕の知り合いはですね
『Jimmy』の1回目の放送をもう観てて…

僕、意外とどうなのかな?と思ってたんですけど
当然、ジミー大西が出る訳じゃないじゃないですか
そしたら、むちゃくちゃイイらしいんですよ
中尾(明慶)くん…仲里依紗のダンナ…
ものすごくイイらしいんですよ、で、面白いと…

それはもうホリプロの一番エライ人が言ってました(笑)
あっ、あっ、あの社長の下ですけど…スミマセン(笑)

だけど、結局さんちゃんが【最後の夜汽車】じゃないと
絶対イヤや!っていうところから始まってるんですよ、まず曲は…
MISIAに歌って貰ったってのは素晴らしいですね
すごくセレクションも良いし
まあ、福岡の者同士っていう感じもね」と話されてましたが

さんまさんが【最後の夜汽車】の中で特にお好きなのは
「スポットライトはどこかのスターのもの…」という
出だしのフレーズだそうで

それは、かつてこの曲を書かれた頃の甲斐さんと
当時のさんまさんが同じような心境でいらしたかららしく
今回のことも「ジミーがスポットライトの当たるトコに
這い上がって行く時のドラマやから」と選ばれたみたいです

もっとも、甲斐さんが飛行機で上京なさったことを
当時、知らなかった奥さんは「騙された気分」だったんだとか…(笑)

ともあれ…「アレンジャーは、NYにいる日本人で
その彼がNYにいるミュージシャンを使って音を録ったと…
ちょっとね、やっぱりサザンロック系の…」
…と、曲についての解説を始められたトコで

甲斐バンドの【最後の夜汽車】が流れ出して
「(アレンジが)なかなか素晴らしい」と締め括られたんだけど
もうちょっと続きが聴きたかったなあと…(苦笑)

「ネット局でお聴きの皆さん」とは
「この曲を聴きながらお別れ」の時間になり
「ロッカバラード」に収録されている【最後の夜汽車】

…といっても、オリジナルの甲斐さんの声が聴こえて奥さん萌え〜♪(笑)
奥さんの中で、この頃の甲斐さんの声と髪型
それにマイクスタンドを抱えて歌われる姿は永久に不滅のようですし(笑)
この曲は、長岡さんが甲斐さんに
「そんなに命を削って書かなくてもいいじゃないか」とおっしゃった曲ですし…

今度はマジメに(笑)CMを聴いていたら
「純次と直樹」という某アイドルユニットみたいな番組名が…(笑)
実際は、高田純次さんと浦沢直樹さんが担当されるらしいんですが…(笑)

次回は、6月29日(木)午後8時半から1時間の生放送とのことで
甲斐さんは「ナンで8時半から9時半?このビミョーな感じ(笑)
ナンで30分早い?ナンか早い…」と呟いておられました(笑)
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