ず~っと冬季五輪を見ていて、つくづく思う。
韓国や中国の選手たちの強さとは対照的に、日本選手たちは、相変わらずひ弱さから抜け切れない。応援していても、ほとんどカラ回りばかり。
日本選手一人ひとりは、よく頑張っていることはわかる。でもなぁ…。
なんで韓国や中国があんな強くなっているのに、こちらは進歩がないのか。そこのところが、とても残念で悔しい。「ハングリー精神」とか「根性の違い」ということだけなんだろうか。どうもスッキリしない。
オリンピックやサッカーW杯のような大きな大会になると、日本選手に過剰なほどの大声援を送るものの、それが終わってしまえば知らん顔…という、わが国メディア特有の“その場限り”の風潮が国民に浸透してしまっていることもあるだろう。それともうひとつ、大きな要素として、スポーツに対して本気で取り組んでこなかった国の姿勢もあるだろう。だからいまだに日本は「スポーツ後進国だ」などと言われてしまうのである。普段からのコツコツと地味な取り組みが実を結ぶと思うのだが、この国は今では「一発芸」がチヤホヤされるような国だから、長期的な視点で選手たちを強化していくという辛抱がますますなくなってきた。メダルを獲った選手に対する報酬も、韓国・中国などに比べて段違いに低い。それらが、韓国や中国に抜かれ、どんどん差を広げられていく要因になっているのではないか…
な~んて小難しい理屈を並べていますけど、要するにオーストリアやノルウェイなどに負けてもさほどとは思わないが、韓国や中国に負けると、これがもう非常に悔しくて悔しくてたまらんのだ…ということなのです。
男子スピードスケート500mで、いくら日本が「銀」と「銅」を獲ったと騒いでも、「金」を獲ったのは韓国の選手である。表彰台に2人の日本人が上がったが、一番上にいるのは韓国人だ。そして韓国の国旗が、国歌とともに、左右に日の丸を従えるようにして真ん中をスルスルと揚がって行くのである。そういうのって、あまり見たくない光景である。
まあ、それはお前の勝手で偏狭なナショナリズムだと、良識のある人からは笑われてしまうのでしょうけどね。
で、今日はお昼に女子フィギュア・ショートプログラムが行われる。
真央ちゃんら日本人3選手とキム・ヨナは、午後1時前から2時前までの1時間のあいだに登場して来るということだ。
キム・ヨナが「安定していて調子がよさそうである」と今朝の新聞に書かれていたのを読んだだけで、ため息が出る。今日のショートで真央ちゃんたちを抑えてトップに立ち、明後日のフリーでさらに差を広げ…また金メダルを韓国に持っていかれてしまう…。
今大会の流れを見ていると、そんな気がしませんか…?
なんだかなぁ…。競技が始まる前から弱気になってしまう。
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今日はテレビにかじりついてイライラしているよりも…
テレビから離れて、スポーツジムへ行ったほうがいいかも知れない。
今日水曜日は、ジムで午後12時15分から「はじめてエアロビクス」というのがあり、以前からそのレッスンに出たかったので、ちょうどいい。
案外、テレビの実況を見ていないほうが、真央ちゃんや美姫ちゃんたちがキ
ム・ヨナをリードするかも知れないものね(見たら負けそうな気がする)。
そう言いながらも、やっぱりこれは世紀の大一番だから。
見たほうがいいのかなぁ…。
…と、ああでもないこうでもないと思案するヒマな僕である。
さて、スポーツジムといえば、ダイエット作戦のその後の経過ですが…。
10日前のブログで、今月からダイエットを始めたことを書きました。
そのとき、体重が52キロから49・7キロまで落ちたことを報告しましたが、
この1週間でも成果がありました。
昨日の朝のジョギングの後に体重を量ると、48・5キロでした。
48キロ台というのは本当に久しぶりです。
胴回りが窮屈になってしばらく穿かなかったジャージのズボンなんかが、すんなりと穿けるようになり、とても嬉しい。
アナザービートルさんではありませんが、今やダイエットは完全に「趣味」の領域に入って来ている、というような状況です。