へえぇ…?
と、ビックリするというか、感心するというか、
あぁ、時代は変わったんだ~と自覚するというか…
新聞、雑誌、テレビなどを目にするたびに、そんな感情が浮き沈みする。
昨日もそうだった。
新聞の「AKB48 シングルトップ5独占」という見出しが目についた。
CDのこの1年間の売り上げランキングで、
1位から5位までを、すべてAKB48が占めたというのである。
これが実に史上初の快挙ということで、新聞の社会面に載った。
これまでの最高は、ピンク・レディ、光GENJI、嵐の3組で、
いずれも1位から3位までを独占したそうだけど、
今回はその記録を大きく塗り替えたというわけだ。
AKB48なぁ…
今やテレビで彼女たちが映らない日はない…
と知ったようなことを言うが、それがAKBなのか何なのか、
韓国も含めてよく似たグループがあるので、判然としないけれど。
ピンク・レディ…とはまた懐かしいが、あの人気を上回るとはねえ。
このAKB48というのは、なんでこんなすごい人気があるのだろう?
僕はまだ、誰が誰なのか区別がつかないし、誰の名前も覚えられない。
それが世代の違いというものだよ~ん、という声がどこからか聞こえてくる。
もう、ホントに古いんだなぁ、僕も。
AKB48の女の子たちがみんな可愛いのはわかるけれど、
歌は、何度聴いても覚えられない。さっぱりわからない。
今の若い人たちは、こういう歌を聴きながら育っていくんだから、
そりゃぁ僕たちと、興味の対象も、センスも価値観も、違って当然だよね。
僕たちの世代は「古い昭和の歌謡曲」を聴きながら育った。
たとえば…
僕が小学校4年か5年ぐらいの時に「有難や節」という歌が流行した。
僕はこの歌が大好きで、いつも鼻歌まじりに歌っていた。
どんな歌かといえば、…こんな歌である。
ありがたやありがたや~ ありがたやありがたや~
金がなければ くよくよします
女に振られりゃ 泣きまする~
腹が減ったら おまんま食べて
いのち尽きれば あの世行き~
ありがたやありがたや~ ありがたやありがたや~
近頃地球も 人数がふえて
右も左も 満員だ
だけど行くとこ 沢山ござる
空にゃ天国 地にゃ地獄
ありがたやありがたや~ ありがたやありがたや~
♪ ♪ ♪
http://www.youtube.com/watch?v=qGDHmsxrvq0
で、そんな歌の記憶は消えることなく、今も体の中に染み込んでしまっている。
AKB48の歌を口ずさむ今の若者や子どもたちとは、実に雲泥の差があるわけで。
世代間の感覚が違っていても当然だということが、文句なしにわかろうというものだ。
こんな世代間のギャップは、何を試みても決して埋められない…と、
昨日のこの記事を読みながら、改めて思ったわけですよね。
昨日、隣国ではキム総書記が急死し、わが大阪では「旋風児」橋下新市長が就任した。
そんな急変する内外情勢の中でも、僕は相変わらずこんなのんきなブログを書いている。
まあ、まだまだ、自分のまわりは平和だと思っています。
♪ ありがたや ありがたや~
おヒマな方は、この歌を一度、聴いてくださいまし~
♪ おヒマなら、聴いてね~
おまけ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=q2dax075WTI&feature=related