僕は昔からスポーツ観戦大好き人間だった。
野球は巨人に、相撲は貴乃花に入れ込んだ時代が懐かしい。
ま、一番ワクワクしたのはマラソン中継でしたけど…。
それにしても、
今の巨人には、かつての魅力を感じなくなったし、
相撲と言えばモンゴルばかりで面白くもなんともない。
わが大阪の豪栄道の綱取りで久々に期待した九州場所も、
結局、9勝6敗という冴えない成績で、横綱はオジャンに。
そんな中で、今はサッカーが、見応えがあっていい。
W杯予選の日本代表の試合はもちろん欠かさず見るが、
Jリーグも、なかなか面白い。特に今の時期は。
昨日、チャンピオンシップ決勝の第2戦が埼玉で行われた。
浦和はJリーグ年間1位。一方鹿島は年間3位。
まず、鹿島は年間2位の川崎と戦って1対0で勝利した。
そして浦和に挑戦した決勝第1戦は1対0で負けてしまった。
これで、鹿島は圧倒的に不利な立場に追いやられた。
昨日の試合は、引き分けでももちろんダメなのだが、
もし鹿島が1対0で勝っても、合計スコアで浦和が優勝だ。
つまり2点以上取って勝たなければ、鹿島は優勝できない。
しかも、戦うのは、浦和の本拠地の埼玉スタジアムである。
それが昨日、浦和に先制されながら、1対1の同点に追いつき、
しかも後半の34分には、PKを奪ってついに逆転に成功!
見事2対1の勝利で、チャンピオンシップを制覇したのだ。
いや~、手に汗握る試合でした。
鹿島アントラーズは、Jリーグが誕生したころ、
ジーコがいて、秋田がいて、相馬がいて…と、
僕の好きだった選手が多く、懐かしのチームだった。
(今も、小笠原選手のファンですしね)
浦和ファンの方には申し訳ないが、鹿島が勝ってよかった。
昨日の試合結果に、拍手喝采を送りたいです。
しかし…。
それよりさらに楽しみなサッカーの試合が、今日、行われる。
J1に昇格するためのプレーオフが、
大阪長居のキンチョウスタジアムで行われるのだ。
セレッソ大阪対ファジアーノ岡山の対戦である。
セレッソは、Jリーグの「二軍」であるJ2に落ちているが、
今日の大一番に勝つと、3季ぶりにJ1に復帰する。
それはもう、大事な、大事な一戦なのである。
むろん岡山にとっても初の昇格を目指し、必死だろう。
J2では、年間1位と2位のチームは自動的にJ1に昇格し、
3位から6位までの4チームで、最後の1ワクを争う。
4位だったセレッソは、先日、5位の京都と戦った。
ホームの長居での戦いで、結果は引き分けだったが、
元々の順位が上なので、決勝に進んだ。
もう一つは、3位の松本と6位の岡山だった。
予想に反して岡山が大健闘、3位の松本を破った。
その「おかげ」で、決勝のセレッソと岡山戦は、
セレッソのホーム・キンチョースタジアムで行われ、
しかも、引き分けでも昇格が決定することとなった。
ただ、ホームの試合でしかも引き分けでも昇格、
…と言っても、昨日の浦和の例もあることだし、
決して楽観できるものではない。
死力を尽くして、J1昇格を果たしてほしい。
セレッソ大阪の熱狂的ファンである長男は、
すべての試合に競技場へ出かけて応援しているのだが、
今回も、3位の松本が6位の岡山に勝つと思っていたので、
自分もセレッソを追っかけて松本へ行く準備をしていたという。
「ちょっと拍子抜けしたわ」と笑っていた。
きょう、午後3時半からテレビ中継(BS)もされる。
勝つと負けるとは天国と地獄。
どうか、どうか、残念な結末になりませんように!