今日から1泊でモミィが修学旅行に出かけています。なので、今夜はモミィがいません。毎晩10時にモミィを塾まで迎えに行っている妻も、今夜はのんびりと、ゆっくり過ごしています。で、モミィたちが行った先は伊勢志摩方面です。
伊勢といえば、僕たちが小学6年生の時の修学旅行も伊勢でした(大阪近辺の小学校はみんなそうだと思います)。伊勢神宮へ行ったり二見浦(ふたみのうら)の夫婦岩を見学したり、あとは旅館で楽しく過ごしたり、という記憶があります。
まあ「お伊勢参り」というのは江戸時代の前からありましたからね。その伝統を綿々と、僕たちは受け継いでいるのだという感じでした。
しかし今回のモミィの修学旅行の行程を見ると、同じ伊勢方面でも、もう僕らの時代とは全然違う内容になっています。それを手元にある行程表に沿って紹介しますと…
学校からバスで伊勢志摩へ向かい、まず最初に志摩スペイン村へ行きます。つまり遊園地で遊ぶんですよ。そりゃぁ子どもたちも嬉しいでしょうね~
あらかじめ決められたグループによる行動で、園内は乗り物がフリーパス。昼食も各グループでとるとのこと。各自900円のクーポン券で園内の食堂で好きなものを食べるそうです。
午後3時半にスペイン村を出て、10分後に宿泊ホテルに到着。「開所式」というのがあって、それからホテルのロビーでお買い物タイム。5時半から夕食で、ホテルのバイキング(いいなぁ)。モミィもきっと大喜びしていると思います。
6時半にホテルを出て、志摩マリンランドへ行き、夜の水族館見学。「ペンギンタッチ」「えさやり体験」「水槽体験」などをやるそうです。
そして8時にそこを出て8時半にホテル着。その後入浴と荷物の整理、就寝準備となり、9時45分に「消灯・就寝」となっています。モミィによると、そこからが本当に楽しい時間らしくて、もちろんすぐに寝るなんてしませんよね。僕らの時代は「枕投げ」なんてやっていましたが、モミィは女の子同士で恋バナ、つまり恋の話をするそうです。みんなで好きな男の子の話なんかをするらしい。う~む。いまどきの小学生はもうそんな話をするんですね~
そして翌日。明日ですが、6時半に起床・洗面に続き7時から朝食。これもバイキングです。そのあとホテル周辺の散策。そして部屋の掃除と荷物の整理。8時20分に「閉所式」をして、ホテルを出発します。
その次は賢島港へ行き、賢島エスパーニャクルーズを楽しんだあと、信楽陶苑たぬき村へ到着。そこで昼食をとり、「陶芸体験教室」があります。そして2時半に「たぬき村」を出発して、午後5時過ぎに学校近くの場所に帰ってくる、ということで旅は完了です。
保護者には、その場所まで迎えに来てください、と書かれていました。
…というような行程ですが、僕たちの修学旅行とは、行く方面は同じでも、旅行の中身は全く違っていますよね。まあ時代もずいぶん変わっていますからね。でも、伊勢への修学旅行といえば、伊勢神宮と夫婦岩、という印象をぬぐい切れないので、この行程表を見て、ちょっとびっくりした次第です。
さて、きょうはあいにくの雨天でしたが、学校側から数回、保護者あてのメールが届き、一番最後のメールでは、スペイン村でみんな楽しく過ごし無事にホテルに着きました、という報告を受けました。
今頃(午後8時)はまだ水族館にいると思いますが、モミィの楽しそうな顔が浮かんできます。この旅行を、ずいぶん前から楽しみにしていましたからね~
このあとホテルに帰って、入浴や荷物整理のあと、布団に転がりながら、同じ部屋の友だちとまた「恋バナ」に花を咲かせるのでしょう。
そして明日も、いっぱい楽しんでおいでや~
明日の夕方、みんなが無事に帰ってくるのを心待ちにしています。
僕らの頃は修学旅行のシンボルだった伊勢の二見浦の夫婦岩。
でも、今はここには立ち寄らない。
昭和は遠く、なりにけり~~~ですわ。