毎朝、7時40分ごろにわが家のインターホンが「ピンポーン」と鳴る。
モニターを見ると帽子をかぶってランドセルを背負った子が映っている。モミィと同じクラスで近所に住む男の子のター君か、女の子のモモちゃんのどちらかで、妻がドアを開けると玄関に入って座る。モミィもそばで待っていて、その子と雑談をする。
そうこうしているうちに、もう一人の子がやって来て「ピンポーン」を鳴らし、それを合図に玄関に座っていた2人は外に出て、妻に見送られ3人で学校に向かう。僕は時々2階の窓からのぞくのだが、3人が肩を寄せ合って何かをしゃべりながら仲良さそうに歩いて行く姿が見える…
…という日課がず~っと続いていたわけですが、それも今週で終わり。モミィの小学校生活も、あと3日となりました。16日(金)が卒業式です。
モミィが1年生になり、小学校へ通い始めた頃、近所の上級生の子や同級生たちに囲まれて学校へ向かう後ろ姿を、3階のベランダから、少し心配な気持ちで眺めていたのがついこの間のことのように懐かしく思い出されます。それがもう、卒業とはねぇ。
今日は学校で卒業式の「予行演習」があるそうですが、先日は全学年の児童が集まって体育館で行われた「お別れ会」という催しで、舞台の上に置かれたオルガンで「情熱大陸」を弾いたと言っていました。弾いたのは4人でしたが、モミィはエレクトーンを習っているので、その一人に選ばれたということでした。
そんなことで、いよいよ卒業式が迫って来ました。僕もその日は久しぶりにスーツとネクタイ姿で参加することになりますが、ネクタイなんてもう長い間締めていません。締め方を忘れていないかな?
念のため、事前に「練習」しておかなければ。