僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

今度はヘルペスに

2018年03月26日 | 心と体と健康と

良いことってあまり続かないのに、悪いことって案外続くものですね。とほほ。

また体のトラブルです。

先週の日曜日に38度5分の熱が出て、月曜日に医院へ行き、インフルエンザではなかったものの高熱は続き、火曜日にやっと熱が下がり始めたことは前回書いたとおりです。で、その月曜日ぐらい、つまり高熱が出た翌日ですが、唇がムズムズしはじめ、かゆみを感じ始めました。鏡を見ると唇とそのまわりにブツブツと小さな水ぶくれのようなものが出ていて、それが火曜から水曜日にかけてどんどんひどくなり、唇のあちこちにブツブツが広がりました。

自分でもビックリするほど目立つし、我ながら気持わる~い(笑)。

もうこれは放っておけないと、木曜日、妻がモミィを連れてよく行く駅前の皮膚科の医院へ行ってみました。

医院に入り、「初めてなんですけど」と告げて保険証を示し、「じゃ、ここにご記入お願いします」と受付のお姉さんから手渡された問診票に症状などを書き込み、順番を待ちました。待合には、小さな赤ちゃんを抱いたお母さんが3人ほどいました。不整脈で毎月通っているかかりつけの循環器内科は、ほぼ年配者ばかりなので、やはり皮膚科は違うんだなぁ、と妙に感心した次第。

僕は大きなマスクをして、口元を隠していました。

名前を呼ばれ診察室に入った時も、うっかりマスクをしたままで、医師から「マスク、外してもらえます?」と言われて初めてそれに気がつきました。

マスクを外した僕の唇のまわりを見て、医師は即座に、
「あ、ヘルペスですね」と言いました。
「ヘルペス? あ、あのおいしい飲み物の!」と僕が言うと、
「それはカルピスですがな。これはヘルペスですわ」

とまあ、これは僕の作り話です。ハイ。
まさか実際にそんな会話は交わしませんよね、いくら僕でも(笑)。

「実は数日前に38度5分の高熱が出まして、そのあとにこのブツブツが発生したんです」と説明すると、医師は深くうなずき、
「なるほど。その熱が引き金になったことは間違いないですね。高熱が出た時とか、仕事などで忙しくて疲れ切った時なんか、免疫力が落ちますが、そんなとき、ヘルペスのウイルスが発生して発疹ができるんです。私もよくできます。しかし、それにしてもかなり広がっていますね。以前にもありましたか?」
「小さいのはよくできましたけど、こんなひどいのは初めてです」
「そうですか。ま、たしかに、ちょっと症状はきついですよね」

僕の患部をじ~っと見ながら、医師はさらにこんなことも付け加えました。
「特に熱が出たことが原因で起きる場合が多いのです。ヘルペスというのは、俗に『熱のはな』とも呼ばれているぐらいですからね」

はあ? 熱のはな! 

昔々のザ・ピーナッツの歌で

情熱の花

というのがあったのをとっさに思い出しました。

「そうですか? 情熱の花ですか」
と言って、「じょ~ねつの花ぁ~と歌いたかったのを我慢して、黙って医師と向き合っていました(笑)。(なんでこんな時にこんな昔の歌が突然思い浮かんでくるんでしょうね~)

「ではお薬を出しますので」と医師。
「ひとつは軟膏で、1日何回でも塗ってください。それと飲み薬を5日分お出しします。1回1錠、1日3回服用してください。ウイルスの増殖をおさえる薬です。それでも症状が良くならなかったら、また来てください」

そんなことで処方箋をもらい、薬局で薬を出してもらいました。

それが22日の木曜日のことでした。あれから今日で5日目となりますが、その後、何度もカサブタができ、それが剥がれたり血が出たりを繰り返しながら徐々に治ってきて、昨日の日曜日ぐらいから、鏡を見てもさほど目立たなくなりました。そろそろマスクなしで外出できるかな、というところです。まあ、やれやれ、と言ったところでしょうか。

発熱やヘルペスに見舞われて悶々としているうちに桜が咲き始めました。

「熱の花」がやっと散り始めたので、今度は「桜の花」を見に行きます。

 

 

 


 

コメント (2)
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