「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
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秋田の神様 その2

2019-10-07 07:30:00 | 日記
前回の話のオジカの神が始めに言っていたのは「きなこ餅」でした。
確かに明石家さんまさんは、きな粉が好きだと公言していますね。


私はとりあえず、M川さんに電話しました。

「きなこ餅」と言っていると言うと、やっぱり笑っていましたが、十津川の時も「たこ焼き」だったので、そのままを聞いてくれました。


M川さんが、

M子さん、男鹿半島には「まやま神社」があるみたいなので、行ってみようと思うんですが、そこでいいのでしょうか?

と、おっしゃったので、電話を切ってから男鹿半島の神社で調べてみると、M川さんの言われたのは「真山(しんざん)神社」のことらしいと思いました。


🌟真山神社(しんざんじんじゃ)は秋田県男鹿市北浦字真山にある神社。江戸時代は秋田六郡三十三観音霊場の27番札所として赤神山光飯寺があった。
しかし、明治の廃仏毀釈運動で真山神社となった。

社伝によれば、景行天皇の御代、武内宿禰が北陸地方諸国視察のため男鹿半島へ下向の折、涌出山(わきいでやま、現在の男鹿真山・男鹿本山)に登り使命達成と国土安泰・武運長久を祈願して瓊瓊杵命(ニニギノミコト)・武甕槌命(タケミカヅチノミコト)を祀ったのが始源とされる。平安時代以降仏教の伝播が男鹿へも至り、貞観年中には慈覚大師によって涌出山を二分し、北を真山、南は本山としたと伝えられる。


やっぱり、東北のお寺には漏れなく
慈覚大師(円仁)が出てくるなと思いました。


私は、男鹿半島の神社を調べていて、真山神社よりも「赤神神社」がとても気になりました。
元々は広範囲に渡っていて、同じ神社だったのかもしれませんね。


🌟赤神神社(あかがみじんじゃ)は、秋田県男鹿市にある神社である。
一般には赤神神社五社堂として知られる。五社堂5棟は国の重要文化財(建造物)に指定されている。

72年(景行天皇2年)(80年(景行天皇10年)とも81年(景行天皇11年)ともいう)、赤神と称した漢の孝武帝が天から降りてきたという伝説がある。
一方、縁起によると、860年(貞観2年)、慈覚大師円仁が当地に来て赤神山日積寺永禅院(永禅坊とも)を創建したのに始まり、1216年(建保4年)、比叡山の山王七社を勧請して造営されたが、うち2社が廃れたため五社堂となったとする。

🌟赤神神社の伝承

【なまはげ】

なまはげは、当地に来訪した武帝が連れてきた鬼であったとする伝説がある。
鬼の乱暴を止めるために村人が申し出た「一晩に千段の石段を作れるならば娘を差し出す、出来なければ山に帰ること」という賭けを承諾した鬼たちが、999段まで作り終えたところで、村人の一人が鶏の鳴き真似をして乱暴を止めさせたと言われている。

【赤神と黒神】

竜飛岬の黒神と当地の赤神が、十和田湖の女神を巡って争い、赤神が負けたが、同情した女神は赤神を選んだという伝説がある。


私は二つの神社のことを調べて、やっぱりオジカの神に聞いてみました。

オジカの神様がいるのは、真山神社と赤神神社のどちらですか?


私がいるのは、赤神神社だよ。
十和田の女神もいるよ。

十和田の女神様が好きなのがきなこ餅なのですか?
オジカの神様の欲しい物は何ですか?

スイカが欲しいかな?
ありがとう。


私は、M川さんにそのままを伝えておきました。


そして、M川さんから8月20日に📩がきました。


M子さん~
行って参りましたです~

今朝5時半過ぎに秋田港にフェリーに着き、まさかのどしゃ降り、、、

先も見えない位の大雨にこれから行けるのかと心配になりました( T∀T)
が、、、、道中どんどん雨が小雨になり、着く頃には、ほとんど傘もささなくても大丈夫な程に(笑)

事前に調べたら、階段がなんと999段あり!その石段も
お世辞にも綺麗な石段ではなく、、、、
修験道のような険しさらしく
ましてや雨の日なんぞは危ない階段と紹介されている始末(笑)

本当にたどり着くか心配でした。





天気は決して良くはありませんでしたが、、、
クロアゲハ、アゲハ蝶、それに見たことない大きな大きな
ナメクジ?様にお出迎え頂きました!







オジカの神様、十和田の女神様が喜んで頂ければ嬉しいです。



無人の社務所があり、お守りと御札を買わせていただきました。







M川さんが送ってくれた「秋田のむかし話」です。
やっぱり地域の伝承は、侮れないですね。

やっぱり赤神神社が、「なまはげ」の発祥地のようでした。


続きます。
コメント
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