晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

私は下僕?

2005年05月09日 14時01分51秒 | ペット
星新一氏のショートショートに、地球の生命体の頂点にいる人間に危険性を感じた宇宙人が 地球に調査にやってきて 留守宅に入り込み そこの飼い猫に話を訊くというお話がありました。
猫の言い分を聞いて宇宙人は 猫こそが地球の頂点にいる生命体で 人間は猫の下僕であると結論付け 猫ならば危険はないと判断し帰って行くというものでしたが、本当に私も猫の下僕のようなものです。
ワンコが 「お帰りなさい!どこ行ってたの!淋しかったよ!なでなでして!」とまとわりついてくるのに対して にゃんこときたら 自分の指定席で こころもち顔をもたげ じろりと一瞥。
おなかが空いたときだけ、世にもかわいらしい声を出して擦り寄ってくる。
「この!猫なで声だしちゃって!」と思いながらも その声に 身も心もとろけそうになります。
家族の誰もが この気まぐれなにゃんこが自分のひざの上にいっとき身を任せてくれないものかと 必死で居心地のいい空間を演出し、万が一にもやってきてくれた日にゃ、他の家族に「どうや~♪」とにんまりしてみせる。
いったい あんたは何様なのよ!
このにゃんこ まだ2歳にもならないというのに、ぷくぷくと太り さらにそのお肉ときたら 重力や引力に逆らおうという気などさらさら持ち合わせていないらしく、下方へ下方へと垂れております。
そこがまた 可愛いんだよね~。 困ったよん